戦い方に誇りを持つことを辞めてはいけない『アオアシ(22)』(小林有吾)

最終的に勝った方が優勝という試合を前にしたエスペリオンは試合前のMTGに臨む。相手の青森は自分たちが負けた船橋学院に対してすごい試合を見せ付けて万全の状態になっている。 ワールドカップで準優勝したクロアチアのようなサッカ...

明日はクイズとキャラの魅力がたっぷり詰まった大団円で嬉しくなる『ナナマル サンバツ(20)』(杉基 イクラ)

主人公の越山 識(こしやま しき)は全国大会の場でクイズを始めたときからライバルだと思っていた相手との一騎討ちを迎える。 こんなワクワクした展開は漫画ならではなのかもしれないけれど、やっぱり楽しい。勝負は始まりがあって終...

サッカーの話なんだけど、サッカー以外にも通用する話が続々と出てくる『アオアシ(21)』(小林有吾)

エスペリオンというJユースの中でも強豪であり、世界に通用する選手を育てる育成機関としてやってきているチームの中に外部生として入った葦人は努力を続けていく。大きな選手に羽ばたこうとしている中で、強豪の高校であり、世界レベル...

中学へのスカウト、技術指導、恋愛禁止など高校野球を深堀り『おおきく振りかぶって(33)』(ひぐちアサ)

高校野球は青春モノとして語られることがあるが、学生がやっていく中でプロを目指す人もいれば、まったりやりたい人もいれば、甲子園を目指すという人もいる。そんな様々な人が教育とスポーツという2つをかけ合わせてやっていくというこ...

ボードゲームと高校生の日常がぴったりマッチしてきた『放課後さいころ倶楽部(17)』(中道裕大)

高校生らしく好きな人へ告白したり、友達の好きな人から告白されたり、告白された結果が気になっていたりと恋愛模様が進んでいく。それぞれの性格が好きなゲームやゲームプレイを通して感じることができてきたからこそ、恋愛の結末も気に...

どのくらいでも勝ちたいという気持ちは芽生える『ナナマル サンバツ(19)』(杉基 イクラ)

クイズは「楽しむもの」だけど競うものでもあり、勝者と敗者が生まれる。全国大会も準決勝に進み、激戦を勝ち抜いた7校の中でも敗者が決まっていく。 そんな中で、全国大会から出てきたルイージという学校のリーダーの南がなぜ、ここま...

育人がデザイナーとして進化できた理由が出てくる『ランウェイで笑って(17)』(猪ノ谷言葉)

デザイナーとして遥か先にいながらも育人のことが気になっている綾野遠が育人が作ったバッグを見て驚く。遠が 負けていると感じているパターン技術で7種類の変形ができるバッグを作り上げたと感じ、自然に美しいデザインになっていると...

人事の最新のトレンドをつかむにはよい内容に仕上がっているので、人事について考えたい人は読んでおいても損はない『企業競争力を高める これからの人事の方向性』(労務行政研究所)

少し前に総論についてまとめてみた人事に関するトレンドをまとめた本の全編を読み終わった。 『企業競争力を高めるこれからの人事の方向性』の総論「変革迫られる人材マネジメントと人事部」(守島基博)を読み解いてこれからの人事の施...

もしかして初めて人類が行くとすればこんな世界の頃なのかもしれない『ドーン』(平野啓一郎)

1969年にアポロ11号が月面着陸をしてから50年以上が経っている今は月旅行が現実のものになりつつある。月の次に人類が行くことができる場所として火星があるのかもしれないが、まだ、火星へ近づくことすらできていない。そもそも...