何が正しいのかを自分ではないものが決めてくれる社会を描く 『監視官 常守朱 1 』(三好輝)【Kindle・マンガ】

  何が正しいのかを自分ではないものが決めてくれる社会を描く。 名作アニメの1つになったと勝手に思っているSF群像劇のコミカライズ。 アニメにどっぷりハマったこともあってマンガもやっぱり面白い。ストーリーはアニ...

Psycho-Passファンなら楽しめる作品になっている。2期のモヤモヤ感もここにつながるなら許せるかもしれない 「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」【映画・一部ネタバレあり】

【ポイント】 1:Psycho-Pass1期オールスターズ!2期にあの人がほとんど出ない理由も納得できた。アニメほどの時間はかけられないけど、Psycho-Passのエキスは濃縮されていた。これがPsycho-Passの...

電子書籍は味気なく、システムに全てを投げ出すおかしさ 「PSYCHO-PASS サイコパス」・第15話「硫黄降る街」

【あらすじ】 ヘルメットを被って殺人事件を起こしていた犯人は対処された。ただ、シビラシステムを無効化出来るアイテムの存在が公に明らかになり、そのアイテムが拡散し始める。最初はヘルメットを被っていた人間が犯罪行為を働くが、...

そもそも、この世界における犯罪とはなんだ? 「PSYCHO-PASS サイコパス」・第14話「甘い毒」

【あらすじ・感想】 とある病院で事件が起こる。サイコパス診断をしているのに、引っかからなかった殺人事件。 変なヘルメットを被っている犯人。ヘルメットに仕掛けがあるんだろうけど、その正体は分からない。 その後、繁華街でも殺...

物事をよしとすることの価値 「PSYCHO-PASS サイコパス」・第13話「深淵からの招待」

【あらすじ・感想】 槙島遭遇後の時間へ。ドミネーター無反応を報告。公安局局長の禾生はそういう存在を知っていた。免罪体質者。殺人など、一般的にサイコパスで犯罪者として計測が出来るはずの人間にも関わらず、ドミネーターで処刑が...

“ほどほどの幸せをただ享受するだけのシステム”に飼いならされた人間は闘えるのか 「PSYCHO-PASS サイコパス」・第12話「Devil’s Crossroad」

【あらすじ・感想】 2013年1回目のPSYCHO-PASS。見るのが遅くなったが、相変わらず心を揺さぶってくる。大ボス槙島との1度目の直接対決の後。 物語は一度、3年前に遡る。シビラシステムが社会に馴染んでいく最中。 ...

学校、会社、友人関係、遊びなどを選ぶ行動は自分で選んでいるのか、それともシステムの上に乗っているだけじゃないのか。「PSYCHO-PASS サイコパス」・第11話「聖者の晩餐」まとめ

重いお話。改めて、仕事帰りの電車で見るものではない。ただ、1人で夜、自分の部屋で見るものでもない。大ボス槙島とヒロイン常守が深く遭遇する。 ひとまず、狡噛VS泉宮寺との闘いは終わった。そして、その試合の処理はあまりにも強...

コンピューターを信じて仲間は裏切っていると思うのか、そこに居る仲間を信じるのか。「PSYCHO-PASS サイコパス」・第十話「メトセラの遊戯」まとめ

次の遊び道具を見つけた大ボス・槙島。おもちゃは2人の主人公のウチの1人、狡噛。もう1人の主人公、常守の友人を餌に狩場へ誘われる。狡噛VS槙島の対決が始まる。ただ、槙島側のプレイヤーは別の人間。そして、その闘いの中に槙島は...

人間は力を得たわけではない。人は力を得たように見えているだけ。 「PSYCHO-PASS サイコパス」・第九話「楽園の果実」まとめ

この物語のラスボスらしき男、槙島。狡噛と交差し始める。そして、中ボスらしき男も登場。社会でもそれなりの地位を獲得している男、神宮寺。脳の完全な機械化を目指す。 肉体は魂の牢獄。ただ、電子的な端末によって、人の世界は無限に...