ラストまでの筋書きは出来ていると語る作者・松井優征の言葉の通り、計算の上で物語が進んでいっている 『 暗殺教室 15』(松井 優征)【マンガ】

  長い長い積み重ねによる驚きがあった。 理事長との戦いのクライマックスを経て理事長の過去の話が明かされた後、戦いの場はもう一度3年E組の教室へと戻った。 そこで動いた展開に驚いた人も多いだろう。ラストまでの筋...

「目の前の人をちゃんと見て、対等な人間として尊敬し、一部分の弱さだけで人を判断しない」 『暗殺教室 16』(松井 優征)【マンガ】

    教師としての基礎は何か。 殺せんせーがなんで先生になったのか、よく分からない生命体だからこそ何にも気にならなかったけど、時が経つにつれて殺せんせーを一人の先生として見るようになり、殺さなくては...

巨大の力を目の前にした時こそ、その人の本性が出る。自分だったらどうするのかを考えてしまう 『暗殺教室 12』(松井 優征)【マンガ・ネタバレあり】

    E組の前に現れたのは本物の中の本物の殺し屋「死神」。 とてつもなく巨大の力の前にどう立ち向かいのか。戦いを挑む者、強さに愕然とする者、降伏を選択する者、様々な行動に出る。ただ、それぞれに自分の...

コードネームで呼び合う一日や棒倒しでのバトルはここまでの椚ヶ丘中学校3-Eの総決算! 『暗殺教室 11』(松井 優征)【マンガ】

  殺せんせーの暗殺任務を任されているのは中3の子どもたち。改めてそれを思い出す。 ここのところ、中学生でありながら訓練のたまもので、高い能力を発揮し、ヒーロー物の主人公のような椚ヶ丘中学校3-Eの生徒たち。 ...

力に執着することは危険なこと。力をつけることもあるけど、力に振り回されてしまうことも 『暗殺教室 10』(松井 優征)【マンガ】

  力に執着することは危険なこと。力をつけることもあるけど、力に振り回されてしまうことも。 「兄さん」と殺せんせーを呼ぶイトナと殺せんせーの最終決戦とその後。力を求める事情があって触手を頭に植え付けられたイトナ...

人が集まる空間があったら、居心地が良いと感じる人がいれば、居心地が悪いと感じる人も居る。『暗殺教室 6』(松井 優征)【マンガ】

  人が集まる空間があったら、居心地が良いと感じる人がいれば、居心地が悪いと感じる人も居る。 「みんな頑張ろう」という空気の中では、全ての人が頑張れると思いきや、そんな簡単ではなくて、その空気感を嫌がる人もいる...

暗殺教室には適切なタイミングで終わりが来る。今まで以上に盛り上がろうが、盛り上がらなかろうが、作者が最初に立てた計画通りに。『暗殺教室 9』(松井 優征)【マンガ】

  暗殺教室には適切なタイミングで終わりが来る。今まで以上に盛り上がろうが、盛り上がらなかろうが、作者が最初に立てた計画通りに。 カバーの作者の言葉を素直に受け取るとそーゆーこと。急に話の展開を変えたり、出す予...