一発殴って精算する。そんな関係は羨ましい『週刊プロレス 2018年 10/03号 No.1977』

プロレスは価値観のぶつかり合いでもあり、今以上に昔はお互いの価値観によって団体が分かれ、喧嘩してきた。価値観のぶつかり合いによって素晴らしい選手たちがいた団体が分かれた例として未だにあげられるのが、第二次UWFという団体...

男色ディーノと入江茂弘と里村明衣子の三つ巴はDDTの名作『週刊プロレス 2018年 09/26号 No.1976』

両国国技館のメインを巡る3人の戦いはリアルタイムで追いかけていた。男色ディーノの男色の信念と入江茂弘のまっすぐな信念と、里村明衣子の女性としての信念の三つの信念がぶつかり続けた時間だった。プロレスは考え方をぶつけることで...

才能あるヤツに似ていることへの嫉妬『アオアシ(8)』(小林有吾)

素晴らしいストライカーであり、Aチームのキャプテンでもある義経に自分を目指すなと言われた葦人。その理由として栗林トゲトゲに似ていることを挙げてくる。 そんなことはないと言う葦人だが、自分の道を探っていく。 大敗続きのBチ...

葛西純の20周年を祝うのは歴史が詰まった背中の写真『週刊プロレス 2018年 09/19号 No.1975』

週刊プロレスの写真の中には1枚だけでも強烈なインパクトを残すものがある。20周年試合のレポートの中にある葛西純の背中の血みどろはそんな写真の中の1つであるように感じる。 血みどろであることがかっこいいと思う人は限られてい...

新日本プロレス最後のイデオロギー闘争がケニーオメガと棚橋弘至の戦いだったのかもしれない。『週刊プロレス 2018年 09/12号 No.1974』

プロレスといえばイデオロギー闘争に観客が乗ることで盛り上がることが多くある。古くはアントニオ猪木とジャイアント馬場の交わることのなかった異なるプロレスに対する価値観の戦いがあり、プロレスを最強と掲げる UWFが生まれ、ジ...

いつどこマジック1でさいたまスーパーアリーナに向かう男色ディーノは何故か何度も見てしまった『週刊プロレス 2018年 09/05号 No.1973』

ゲイレスラーである男色ディーノが所属するDDTのお話。エンターテイメント性の高い団体ということもあっていつでもどこでも挑戦権と呼ばれるシステムがこの団体にはある。 これをうまく使って年間最大のビッグマッチであるさいたまス...

ちょっと棚橋、ご苦労さんっていう空気やめてくれるかな?『週刊プロレス 2018年 08/29号 No.1971』

プロレス冬の時代を中邑真輔と共に盛り上げ新日本プロレスだけでなくプロレス界全体のアイコンとなった棚橋弘至。オカダ・カズチカの台頭によってメインから押し出されようとしている。そんな中で新日本プロレス夏の祭典であるジーワンク...

YAMATOのコラムでプロレス界のドロドロが。『週刊プロレス 2018年 08/15号 No.1969』

ドラゴンゲートと呼ばれる中軽量級の中心となる団体でのいざこざがコラムに出てくる。これは思い切ったコラムでしょう。 鷹木とYAMATOは自分たちのことしか考えてない。対戦相手の価値を落とすことしか考えてないから、考え方をあ...

「頭から落とすだけがプロレスじゃない」から2年『週刊プロレス 2018年 08/08号 No.1968』

今でもSANADAのプロレス哲学を語る上では外すことができない発言がここでなされる。 頭から落とすプロレスではなくSANADAの考え方がプロレス好きの一部の人にとっては推したい考え方なんだろう。でも、今のプロレスの流れで...