「工藤君、どうやらあなたの辞書にもなかったようね。不可能の文字が」～「名探偵コナン銀翼の奇術師」～

順番に観てきたけど、妹がレンタルで他のものを借りてきたのでこれを見る。
キッドが映画で頻繁に主役級になってきている。ナポレオンとかジョゼフィーヌとかの話が出てくるのが今回のポイントかな。キッドがなぜか工藤新一に化けるということから、真の主役級になってきたように見える。
ナポレオンを知っている小学１年生ってすごい。ナポレオンは「我が辞書に不可能の文字はない」と言ったんじゃなく、「不可能と言う文字は愚か者の辞書にのみ存在する」という言葉が元という説明がされてたのを、ふ～ん。と思いながら見ていた。とうとうパラグライダーまで使うのか。
飛行機の操縦席をリアルに表現しようとしたのがよくわかる。英語も使って翻訳し、字幕をつけるのがいい。
事件はそんなに大きい物じゃなかった。でも、その後は乗り物好きには面白い内容になるのかな。千歳とか函館空港とか出てくる。
操縦席に座っている蘭に新一として電話をかけたコナンが電話した時に返した言葉。いろんなシーンが頭をめぐる。重い。
「わかってるの。私の両腕には乗客みんなの命がかかってるのよ。いいかげんなこと言わないでよ」「私は好きだよ。新一」
最後の灰原哀のセリフがいい。
「工藤君、どうやらあなたの辞書にもなかったようね。不可能の文字が」
どうにかして、リアルに見せようとしたことに☆4つ。
～銀翼の奇術師～　Dream×Dream

名探偵コナンメインテーマ（銀翼の奇術師ver.）