人事部長のやるべき仕事は社内世論を適切に読み取ることだなんて、なんだかさみしくないですか? 『日本の人事は社風で決まる』(渡部 昭彦)【Kindle・本】

 

確かに会社ごとに社風はある。人事にとっても、他の従業員にとっても社風は大切なこと。いろんな会社には社風があって、出世するのは社風に合った人物。そんな事を伝えたかったのか。

この本が伝えたかった事がわからない。自分の会社の社風を見分けて出世に役立てて欲しいとかそんな感じでしょうか。

なんか、人事施策を考えたりする上で役立つポイントがあったりするのかと思って読んだけど、そういう本じゃない感じです。大手企業の社風の噂をしている本って感じ。

人事部長のやるべき仕事は社内世論を適切に読み取ることだなんて、なんだかさみしくないですか?

ただ、後半で取り上げられる評価制度については、評価制度の長所、短所を考える上で参考になる箇所がいくつかある。

加えて採用のコストがどのくらいなのかという話は思っている以上に採用という活動には重さがあることを感じさせる。

【引用】

人事部長は社風の代理人といえる。社風の委託を受けて人事権を行使しているのである。

日本企業の人事部で長く仕事をしてきた経験でいえば、会社の中間管理職の仕事ぶりや人物を評価するのに際して、最も的確で冷静に見ているのは上司ではなく部下や後輩だ。

【手に入れたきっかけ】

会社の同僚に勧められて購入!

The following two tabs change content below.

小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。