「この事件には最初から必要なかったんですよ、名刑事も、名探偵も」~「名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌」~

借りに行ったらコナンがかなり借りられていて、残っていたものの中から見ていなかったものを借りてきました。映画10作目ということでオールスターキャストらしい。
円谷光彦の声優が変わった感じがする。映画だと毛利小五郎がカッコイイ。ドラえもんの映画だと凄い優しいジャイアン現象と一緒かな。
メインテーマに入る「ちゃちゃ~ん」がかっこいい。映像の進歩はすごい。本当に時代と共に綺麗になっていく。灰原哀と江戸川コナンの信頼し合っているんだろうな。という関係に見えるのがいい。
結構今回の作品はドキドキさせるけど、コナンの単独行動はちょっとやり過ぎ感があるよな・・・車が、「仕出し弁当松岡亭」ってのがおもろい。「工藤新一君」とバレてからの展開がハラハラさせる。
神奈川の名所巡りのようになるのもいい。馬車道とか。
占い師が江戸川コナンと服部平次に
「坊やたち、今日はあんたたちの人生の中で最悪の日だわ、家に帰って寝てるんだね」と言ったあとに
「うん。そうするよ。人生で最良の日に変えた後にね。」と返すのがカッコイイ。

毛利小五郎と目暮警部、毛利小五郎と妃英理の関係もしっかり映し出す。深いシーンも。
怪盗キッドもカッコイイ。犯罪をゲームとして扱い、人を殺したことへのキッドの怒りもカッコイイ。小五郎の「待ってろよ、蘭」はいつ聞いてもいい。毛利小五郎も探偵としては平均以上だと改めて思った映画。

「この事件には最初から必要なかったんですよ、名刑事も、名探偵も」


女の怖さも凄い。最後の阿笠博士と目暮警部の気持ちも凄い。
完璧を求めた犯人への名言

「完璧なんてこの世にはねえよ 絶対どこかで歯車がかみ合わなくなる。そのまま無理やり動かして何もかもダメにするか、一度リセットして正常に戻し、頑張って遅れた分を取り戻すかはその人次第。あんたは怖かっただけだよ。リセットするのがな。」

犯人が一番愛している人間は誰なのか。という答えにその犯人自身の名前というのが凄い。深い。「あなたは最低の人間ですよ」と返す。
~探偵たちの鎮魂歌~ ゆるぎないものひとつ
名探偵コナンメインテーマ(水平線上の陰謀ver.)

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。