上映後に周りからこんなに「分かった?」という声が上がった映画は初めて。「ツリー・オブ・ライフ」

15日の給料日でやっとお金が入ってきた。それで、本を色々買ったり、いろいろ買って、ストレス発散。その中で久しぶりに劇場で映画を見た。その日は3時間ぐらいの買い物で10000円強ぐらい作り、行ってみたかった吉祥寺バウスシアターへ。単館っぽい映画館で行った月曜日は男子1000円の日。18:30からの上映で見ました。3分の1ぐらい入っていたかな。
子どもに「Yes Sir」と答えさせる父親と子どもの関係、幼少期の過程、イライラ、自分は大切なのかという疑問を「Make me good」と自問自答する。父と母の関係、父の葛藤、母の苦悩、現実の難しさ。そして、自分は汚いかも。と悩む。多くの人が経験するものを描き、問い続ける。
それだけだけではない、よく分からない光や天変地異の映像がこれでもかと1時間以上流れる。そのシーンは、聖書の言葉と世界観を理解していないとキツイと思った。
間違いなく、エンタメではない。でも中学生や高校生が難しい映画に挑戦してみようと思ったら観ると良いかも。もちろん、大人も。
自分も父や母との関係を考えた。恵まれていると思ったりもした。感謝しないと、とも。
そして、親の力。
「親は子どもを無知でいさせる」
「親は禁止させていないことも自分はやる」
多くの人が思う、自分も思ったこの疑問。だって、お父さん、お母さんがやっているのに、なんでダメなのか。ちゃんとした説明もしてくれないし。そんなことも考えた。
「立派な人間として慕われたかった」
「私は無力だ」
「私の人生で誇れるのはお前たちだけ」
などと思う、父の内なる苦悩。自分の親もこんなことを思っているのかも。なんて思ったりもした。
色々考えるんだけど、それが分かりやすい映像での疑問提起だけではなく、分かりにくい表現でもなされていて、自分には分かりにくい方の表現はよく分からなかった。聖書がかなりベースになっているのかな。と思ったりもした。天変地異や、マリア、死後の世界など。そして、1つ謎が残った。というか、よく分からない部分を感じた。ひっかかりなのかな。
分かりやすいパートはかなりリアルに描かれていて、子どもの演技も良くて、ウソっぽさを感じなかった。だから、エンタメではない。と言い切れる。そして、映画の物語自体を楽しむのではなく、映像を通して自分に問いかけてくる作品かな。
でも、意味の分からないパートが多すぎる。この映画の半分を占めていた。もう一度見て考えろ。ということなのかも。分からない自分だから☆4つかな。ちょっとぼんやりしている映画。でも、それが狙いんだろう。
上映後に周りからこんなに「分かった?」という声が上がった映画は初めて。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。