「自分で考え続けることができる。そして、結果が見える」 <模擬国連会議の魅力(1)>

 

 

(大学4年の頃に書いていた模擬国連に関するブログを修正・移行しています)

前回、模擬国連の魅力を無理やり3つあげた。

 

1.      ずっと考える、ひたすら頭を使う

2.      知識の必要性

3.      いろんなコミュニケーションの力が必要

 

がその3つの魅力。

今回はその中の、

「(1)ずっと考える、ひたすら頭を使う」ということについて語りたいと思う。

模擬国連のセールスポイントとして、「国際関係の知識を得ることができる」

「コミュニケーションのスキルが上がる」ということがよく語られるけど、

 

それよりも大きな魅力が

模擬国連会議は「ずっと考え、ひたすら頭を使う」必要があることだと思う。

模擬国連会議は長いと1カ月、

短くても3時間以上をかけて行われる。

 

その会議中は、ひたすら考え、頭を使うことが求められる。

なぜなら、自分が全てを任せられた大使であり、

どうすれば良いのか教えてくれる人が居ない。

 

共に会議している大使間には(とりあえず)上下関係がない。

議場では誰もが一人で考えないといけない。ということが鮮明になる。

なので、一国を代表する大使として、

どんな身の振り方をするのかの全てを自ら決めないといけない。

チームを組むのか、一匹狼になるのか、

スピーチをするのか、しないのか、

提案を出すのか、出さないのか、

下手をすれば、自分の座席に着席して、会合に参加するのか、否かまで、

自分で決めないといけない。

 

それは、それまでの人生の多くの場面で、

言われたように行動した自分にとって

最初の驚きで、面白いと思った部分でもあった。だけど、

自由の中で考え続けることの大変さにも少しずつ気付いていった。

 

そして、大変な中で考えること自体が面白いと思った。

 

この全てを自分で決めないといけない状況で考えることに慣れていくことは、

人生のいろんな場面で役立つんじゃないか。と思ったりもする。

それが面白い。

だけど、責任も生じる。

 

もちろん、模擬国連会議も自分でいろいろ決めないといけないから、

責任も生まれる。でも、それ自体が面白い!と自分は思う。

 

模擬国連の会議中は自分の責任で考え続けないといけない状況に

身を置くことになる。そして、その行動の結果はそれなりに、

会議の成果を通して分かりやすく見える。

 

自分で考え続けることができる。そして、結果が見える。

 

これが、模擬国連会議の1つ目の魅力!

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。