型にハマったダイバーシティを超えて職場の考え方を整えるヒントになる 『チームのことだけ、考えた。』(青野 慶久)【Kindle・本】

 

型にハマったダイバーシティを超えて職場の考え方を整えるヒントになる一冊。働き方の観点で注目されている企業であるサイボウズの青野社長の本。

サイボウズでどんなことをしてきて、今の注目されている状況になっているのかを社長自身が語る。グループウェアとコンサルと業種は違えどもITというキーワードでつながる業界で働いている自分にとってヒントになるような内容も多かった。

企業風土の話題の中で出てきた「質問責任」と「説明責任」の話題はどこか別で書いてみようと思います。

全体のつくりとしてはサイボウズがチームについて考える前=創業当初について触れた後に理念を作る過程、考え方・インフラの整備、人事制度の紹介、風土の変え方の4つのテーマでやってきたことに触れて最後に多様化後の今についてまとめている。

女性活躍や障がい者雇用など型にハマったダイバーシティ対策すら進んでいない中でその先を見据えて動いているのが印象的でこんな会社で働きたくなる。

実際に本当にここまでできているのか気になったりもするんだけど、多分、できていると思わせるのはなんだろう。また、この取組みにはサイボウズの大切な承認であるグループウェアが用いられているということに何度も触れられていて自社商品への興味までかきたててくれる。

離職率が28%から4%になり、IT企業で女性が4割の職場にすることは大きな壁があるけどこれから多くの企業が取り組む必要のあることで身の回りで活かせることは活かしていこうと思ったのです。



【手に入れたきっかけ】

SNSで話題になっているのをみて買ってみた!

【オススメ度】

★★★★★

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。