中邑真輔は若かりし頃に一つの博打を乗り越えて今がある『新日本プロレスブックス 中邑真輔自伝 KING OF STRONG STYLE 1980-2004』(中邑真輔)

2023年の元日に久しぶりに日本で試合をした中邑真輔のここまでの生まれてから2004年までの歩みが語られる。いろんな発売当初の写真もありつつ、野球が好きではなかった少年時代から中学ではモテていてレスリングを高校で初めて新日本プロレスに入って戦いを深めていくまでの間が語られる。

2005年以降は別刊で取り上げられているのだけどここで、プロレスラーとしてから入門してから一定期間で区切られている。同期の田口隆祐、長尾浩志、山本尚史などについて触れられているのはプロレスファンにとっては楽しい内容になっている。

中邑真輔が他のプロレスラーと違うのは総合格闘技の舞台でも戦って結果を残したことであり、その部分も語られるのだけどノーコンテストとなったイグナショフ戦のあとの再戦は博打であってこれで負けたら業界に残れないと思っていたと話すのはその当時の緊迫感を感じさせる内容になっている。

中邑真輔がプロレスラーになるまでとなってから本当にブレイクするまでの前日譚として読める内容になっている。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。