「笑ってはいけない」のエンタメ要素がなくなった。ずっと流れていく「なんともいえない空気感」がたまらない 「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」 【Amazonプライム】

 

初めてハマったAmazonプライムオリジナルコンテンツ。

「笑ってはいけない」のエンタメ要素がなくなった。ずっと流れていく「なんともいえない空気感」がたまらない。

松本人志企画のAmazonプライム限定番組は芸人が自腹で100万円を用意して10人で笑わせ合い、勝った1人が1000万円を総取りできるという企画。参加者はジミー大西からトレンディエンジェル斎藤さんまでの吉本の男芸人だらけ。

1話は参加者の紹介。どうやってお金を集めてきたのか、そして、大会にかける意気込みが語られて戦いがスタートする。

MHKの時にも言われてきたけど、テレビでやっているようなわかりやすいお笑いではないかもしれない。話したことがテロップになることもない。でも、本当にお金がかかってる(であろう)緊張感とその中で笑わせ合いつつ笑わないようにするという不思議な空気感に笑けてきてしまう。それぞれの本気度が伝わってくる空気感がたまらない。

バラエティっぽさを松本人志のさじ加減で調整できる退場までのシステムに違和感を覚える人もいるかもしれないけど、それに納得感を感じることができる存在として松本人志は必要なんだろう。将来、松本人志が本気で参加することもありそうで楽しみになってくる。

お笑いをじっくり見たい人に太鼓判を押してオススメできる。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。