社会が怖い若者向けにクロスカンパニーのお試し入社制度はいい感じ 【本・『「稼ぎ方」の教科書』】

 

田原総一朗が話題の8人の経営者にインタビューをした『稼ぎ方の教科書』でいくつか取り上げたい話の3つ目は人事制度としておもしろいなぁと思った話。

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ストライプインターナショナルの石川康晴社長と言っても知らない人が多いかもですが、earth music&ecologyのブランドを展開している会社と言ったほうがわかりやすいんですかね。

アパレル業界では珍しく少し前まで全社員正社員で雇用していたこの会社が初めたのはアルバイトやパートでの雇用。

正社員制度しかないから入社試験を受けるのが怖いという若者向けに体験入社としてアルバイトやパートで働いてもらう制度で、好評らしい。

どんな会社でもネットで調べると悪い評判が1つや2つは出てきて(実際にストライプインターナショナルは過去に過労死も引き起こしてます)、初めて仕事をする若者としては怖いという言葉に寄り添うのは若者を甘やかすなと言われるかもしれない。でも、少し自信はないけど真面目な質の高い学生を採用するにはいい方法の1つかも。

BtoBではなくアパレルや飲食業などのBtoCで大変そうだと言われるような業界にはいいのかも。ITベンチャーがやってる長期インターンもこれに当てはまるのかもだけど、無理やり囲い込んだりするのはダメだよなぁ。

大学1年生や2年生向けに1ヶ月のインターンで仕事をさせるのは優秀な学生を採用する1つの手かも?

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。