様々な事を理解しようとするモンジュの姿は何かを語りかけてくる 『正義警官 モンジュ(1)』(宮下裕樹)【Kindle・マンガ】

 

ロボットにも人間と同じように意志がある。

そんな事を思ってみてもいいじゃないか。

ここ最近、システムのソースコードを書くようになった。もちろん、コードの内容によって動くからそこに何かしらの意志が介在するはずはないんだけど、意志があるように思えてしまう。インプットの情報を入れて、正しい値がアウトプットとして出てくるとプログラムが我が子のように感じる。あたかも意志を持っているような気がしてくる。

このマンガも意志が介在しないはずのロボットに意志を感じる物語。警官型ロボット・モンジュは作られた当初は華やかな場で多くの人から期待されたエリートだった。

今では田舎の派出所でナンパ警官・山岸巡査と働くことになってしまった。一太郎をインストールするだけで字も上手くなるような便利なロボットの田舎での警官生活を描く。500キロもあり、体も頑丈なモンジュは一般市民を守るために自分の体を投げ打ってまで業務を全うする。

モンジュを見ていると人間と変わりないような気がしなくもないけど、見た目や燃料が原子力ということからもロボットである事実は変わらない。でも、様々な事を理解しようとするモンジュの姿は何かを語りかけてくる。

【キーワード】

モンジュ

山岸巡査

原子力

エリートが地方

インストール

異性への興味

神谷シノ

絶対正義

 

【手に入れたきっかけ】

Kindleのキャンペーン!

・オススメ度

★★★★☆

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。