優しさは美点ですが、甘さとはき違えてはいけない『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女II」』(香月美夜)

マインは努力をしながら貴族のやり方を学んでいく。現代の教育を受けたマインは人を陥れることがいいことだとは思っていない。出来る限りそのようなことは避けたいと思っているが、貴族が物事を進めるにあたって学ばなければいけないと言...

今の新日本プロレスに大きな影響を与えている冬木弘道の特集『週刊プロレス 2019年 04/10号 No.2004』

多くのページを割いて少し前に亡くなってしまっている冬木弘道というプロレスラーに関する特集があったのは本人自体は新日本プロレスで活躍したレスラーではないものの DNA を継ぐ選手が今の業界ナンバーワンを突っ走る新日本プロレ...

アメリカでの鈴木みのる対ジョシュ・バーネットは生で見たかった…『週刊プロレス 2019年 04/24号 No.2006』

どこかに試合の映像が残っているのかもわからないけどワンマッチであっても見に行きたいカードではないだろうか。レッスルマニアウィークのアメリカで新日本プロレスが初めてマディソンスクエアガーデンに進出したことがメインなのだが、...

貴族の日常が始まっていくと魔法も深まっていく『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第三部「領主の養女I」』(香月美夜)

シーズン3に入っていく異世界転生ビブリオファンタジーは貴族の世界へと入り込んでいく。育ての家族とも一つの約束をした上で領主の養女となった主人公は名前もマインからローゼマインへと名前が変わる。 貴族になったことによって様々...

机の上に収まるゲームが世界を侵食していく『盤上の夜』(宮内 悠介)

出かけることができない休日にはパートナーとボードゲームをすることが多い。ボードゲームにはある程度の運要素がありつつその中で戦略を組み直していてどうにかして相手を倒すことを目的にするゲームに面白さを見出すことが多い。それは...

MSGでの新日本プロレスとレッスルマニアと。『週刊プロレス 2019年 04/17号 No.2005』

外国に新日本プロレスをはじめとする日本のプロレスが最も進出し始めようとしていたのが2019年の夏であったのだろう。この勢いのまま2020年も日本のプロレス団体が海外へと進出しようとしている中でコロナによりその流れは止まっ...

近い将来に起こるかもしれない冷ややかな美しさと現実が並ぶSF『ヨハネスブルグの天使たち』(宮内 悠介)

AIが発達し人と同じように動かないけれども生活においてある程度の役割を持つようなロボットが世界のいろんな場所に置かれるようになった頃に中心ではない周縁部で怒りそうな冷ややかな現実が描かれてゆく。 物語の初めは本のタイトル...

博多スターレーンは一度行ってみたかった『週刊プロレス 2019年 04/03号 No.2003』

プロレスの雑誌を見ていると名前のことが多い試合会場はいくつもあるが、博多といえばの博多スターレーンが終わりに向かって進んでいく中で会場の特集記事が出ていた。 結局、行くことはなかったけど、東京にある試合会場でもいったこと...

ライガーの引退ロードスタートがここから『週刊プロレス 2019年 03/27号 No.2002』

2020年の東京ドーム大会で引退した獣神サンダーライガーが引退を決意したという記事が出てくる。ここから引退までの期間は様々な選手と戦って行くことになるのだが、表情が見えるとまで評されたマスクマンが結果的に最後のタイトル挑...