現代貨幣理論(MMT)をサクッと知る『ニューズウィーク日本版 Special Report 日本人が知るべきMMT〈2019年 7/23日号〉』

アメリカの政治家が引用し、日本がその事例として取り上げられている(らしい)MMTとはなんなのかを背景も含めて紹介してくれる。 まずはMMTとはなにかなのだけど、こんなところ。 アメリカや日本のように独自通過を持つ国の場合...

3~6人ぐらいのチーム作りのエッセンスとテクニックが詰まっている『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』(和智 右桂)

最近、会社の中で課長がいなくなり、チームリーダーと呼ばれる役職に置き換わるトレンドがある。呼び名を変えているだけにも見えるが、課長の役割として人の「長」として指示を出して何かをやらせるという役割からチームを作り上げて動か...

イギリスの託児所と社会の現実となにか『子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から』(ブレイディみかこ)

理想と現実を対比することは多いけど、理想ではなくて現実を通してなにかを見つめ直させるような内容になっている。 イギリスで保育士をしている物書きが2015年から2016年と2008年から2010年までの間に託児所で起こった...

また悲しい厳しい区切りを迎えることになる『本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員III」』(香月美夜)

少し前からほのめかされてきたマインの頃に結んだ契約魔術を解消することが現実のものとなろうとしている。自分が持っている紙作りの事業を先に進めていく中で少し前に結んだ契約が関わる人達を大変な目にあわせること可能性があるという...

トランプ現象を含むアメリカの論理を宗教から紐解いた上で生き方に持っていく『シリーズ・企業トップが学ぶリベラルアーツ 宗教国家アメリカのふしぎな論理』( 森本 あんり)

自分の母校で有名なキリスト教の授業をしている著者の新書ということで在学中は授業を受けなかったけど気になって読んでみることにした。アメリカの価値観や行動原理を宗教からひも解いていく。 インテリ層には想像がつかなかったトラン...

雰囲気の悪い職場を何とかするためには馴れ合いじゃなくて…『ランウェイで笑って(11)』(猪ノ谷言葉)

アプロの中で昔、お世話になっていた柳田 一(やなぎだ はじめ)がデザイナーを務める figureのパタンナーになった都村 育人(つむら いくと)は職場がドロドロの雰囲気であることに気付く。柳田がパタンナーに不満を持たれて...

体の中に入れたら何かが起こるものについてのエッセイ集『アマニタ・パンセリナ』(中島らも)

徒然なるままにという言葉がしっくりくるような一冊になっていた。タイトルの『アマニタ・パンセリナ』とは毒キノコであるテングダケのことであり、カタカナの”クスリ”に関するお話が出てくる。 昔の話の際によく出てくる”ヒロポン”...

スマホゲームが強い中でも据え置き機も続く。ライザのアトリエ特集「週刊ファミ通 2019年9月5日号」

本当にお金かかってんなぁと思わせるようなスマホゲームが次々と紹介されている。据え置き機でハマった人が多いであろう「モンスターファーム」が22年ぶりにスマホに登場とか、様々なゲームのキャラクターが戦うTEPPENなんかも紹...

仕事の厳しさと嬉しさ『ランウェイで笑って(10)』(猪ノ谷言葉)

やっぱり仕事は大変ということを感じさせる。ファッションの体育会系の現場というのはこれほどなのかと感じさせる。 Aphro I diteにインターンから入社するも、自分に対して相手からアプローチしてきたライバルも表れて新し...