人を中心にした店と珈琲を中心にした店のどっちがいい? 『バリスタ 4』(むろなが 供未,‎ 花形 怜)

 

3巻で絡んできためんどくさいおじさんは珈琲を中心にした店を作っていて人を中心にした店作りを目指すコーキとは方向性が違う。そんな2人が直接対決する機会が訪れる。

読んでる人にインパクトを与えた難癖おじさんとの決着にはすっきりしますよ!

他にはコーヒー生産者の厳しさも描かれてしみじみする。

「フェアトレード」や「スペシャリティーコーヒー」などの取り組みはあるものの生産者が受け取る金額の少なさはいまだに問題で儲からないコーヒー農園は麻薬栽培に手を出すこともある。そんな厳しい現実に対するコーヒー鑑定士の言葉にうなずく。

この素晴らしい飲み物のために誰かの犠牲がありませんように。関わるすべての人々の涙が流れませんように

【気になったコーヒーのお話】

ブランデーを染み込ませた角砂糖を使った二種類のコーヒーはカフェロワイヤルとリューデスハイマ-・カフェ

フレンチブレスで飲むと豆の脂も飲める

エスプレッソを作るときにコーヒー粉を詰める道具はタンパーと呼ばれて使い慣れたものを使う

カフェ・ソスペーゾとはコーヒーの種類じゃなくて懐が暖かい人が2人分のコーヒー代を払っておいて懐が寒い人のコーヒー代にしてもらう慣習のこと

【次の本】

『バリスタ 5』(むろなが 供未,‎ 花形 怜)

まとめ買いしたので、最後まで読みますよ!

【手に入れたきっかけ】

コーヒーについて知識を増やしたいなぁと思っていたらKindle週替りまとめ買いセールにあったので衝動買い!

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。