変化の時代の象徴が芽を出してきているのかもしれない『アルテ 8巻』(大久保圭)

半年ぶりにレオの工房に帰ってきたアルテはヴェネツィアでの経験と評判をウリにフィレンツェでも仕事を請け負って活躍し始める。親方でもない徒弟が仕事を請け負うことに対するやっかみが心配になるレオだが、ラファエロ、ダヴィンチ、エラスムスが亡くなったあとに時代は変わっていくと感じているギルド長が変化の時代の象徴なのかもしれないとアルテについて語るのが印象的だったかな。

宗教画に対して価値の低かった時代ということも合って肖像画を書いているだけのアルテに対して投げかける言葉が厳しい人もいるけど、アルテ自身は宗教画になんかアップして人気作家になったり出世することがにたいして腑に落ちないというもやもやした気持ちになる。”良い仕事とはなにか”を考えるようなシーンもあって自分も考えさせられる。

【手に入れたきっかけ】

ハマって読み続けているマンガ

【オススメ度】

★★★☆☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。