ジョーイ・ジャネラが強さとぶっ飛びバットボーイを見せつけて勝俣瞬馬をデスマッチで撃破ジョーイ・ジャネラ VS 勝俣瞬馬

DDTの外国人選手の見極め力がすごい。世界的に知られている大物ではなくても呼んできてDDTにハマる試合を見せる。プロレスという不思議な競技だからこそ難しさがあると思うのだけどうまいと感じることが多くてどうやって探してどんな交渉をしているのかが気になる。今回のジョーイ・ジャネラも後楽園での蛍光灯IPPONデスマッチのうまさを感じたのだけど大田区では更に魅力を感じさせる戦いを見せた。相手は秋山準が認めた職人である勝俣瞬馬。

勝俣瞬馬ってすごい

秋山準の30周年試合で試合の中に組み込まれた時に職人として金丸義信に重なるところがあって触れてほしいと話していた。小型のレスラーとして高い評価をしているだけある戦いを見せた。DDTのデスマッチの中心で戦っていることもあってジョーイ・ジャネラとバリバリのデスマッチを戦ったのだけど引かなかった。スタンド席に上がった勝俣瞬馬は机の上のジョーイ・ジャネラに向かって真っ逆さまなダイブを見せた上で椅子や机、ラダーを使ったデスマッチで一歩も引かない戦いを見せていった。

超えていったジョーイ・ジャネラ

勝俣瞬馬がまさかを見せながらもその上を超えていったのがジョーイ・ジャネラでこっちが本職なんだろうと思わせるようなデスマッチのうまさを見せて有刺鉄線ボードが乗った机へラダーからデスバレーボムを放ってベルトを防衛した。場外やエプロンでもエグい技を見せたり、椅子攻撃を喰らっても止まらない強さはバットボーイの名に恥じない戦いでDDTで戦い続けるために必要な上手さと強さの両方を感じられた。蛍光灯IPPONデスマッチでは上手さ多めだったのだけどこの試合で強さも見せて継続して試合を見たくなる選手になった。