クーリエじゃなかったら☆4つだけど、クーリエだからこその☆3つ。「COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 08月号」

節電のため電気を消して地上区間で走るメトロ東西線で読みながら思った。「え・・・こんなこと気にするんだ・・・」でも、そういえば母親も同じようなことを言ってたな。ということがある。それが、今月号で一番目を引いた記事。
「夫の家族と一緒の墓に入るなんて・・・」ということ。母は「入りたくない」と話していた。正直、自分はどこの墓に入ろうが墓に入らまいが気にならない。だって、死んだ後だし。そんなに大きな問題なのか。と思ってしまう。でも

P103 女性たちは好きでもなかった人たちと埋葬されることに抵抗をしています。彼女たちにとっては一種の「無間地獄」なのです。

P103 嫁ぎ先の墓へ入ることを拒否するのは、伝統的な「家」という縛りに対する最後の戦いなのです

P103 「従来の埋葬は、日本の家庭で女性が背負わされてきた時代遅れな義務のひとつ」

ということともに

P103 「3世代で構成される日本の『家』は段階を踏んで崩れています。とはいえ、嫁が義理の親の面倒をみることを拒み、同じ墓に入りたくないと言えば、結婚生活で深刻な問題を生み、離婚にもつながりかねません」

という社会問題化にも触れているこのことは若年ではあまり今のところ問題になっておらず、中年で問題になっている傾向があるようだ。確かに母は中年。飲みながら墓の話をしたときにそんな話をした。でも、もっと話を深めると、正直、そこまで墓にはこだわたっていなかった。散骨も良い。と言っていた気もする。それに、葬式もしなくて良いと話していた。その代わりに、生きている間に孝行しろ。と。そうさせてもらおう。
もう1つ気になったトピックは、アメリカで次期大統領選に関して、共和党大統領候補の討論会が全米に中継された話し。子作り自慢大会になった話はアメリカ、というより、宗教と政治のつながりを感じた。それよりも、この討論会が全米に中継されたこと。ケネディ―ニクソンのバトルの時から行なわれているアメリカ。十分にそれがなされていない日本。政治制度の違いといって片付けてしまっても良いけど、それ以上にこの討論力の不十分さと、国民なしの代表選、首相選出が政治家の弱体化、国民の政治離れを招いていると思うのは自分だけか。
他にも「思いやりを科学する」話は興味深かったけど、それはメルマガで書いたので、ここでは省きます。目次を開くと、今回の特集は「危機から復活するための「リーダーの条件」」、サブは「「戦争」ほど素敵なビジネスはない」。入れ替えて欲しい。本当にビジネス色が増されていく。この間、定期購読を更新したけど、このまま続いたら、次回の更新は再考しようと思ってしまう。「レディー・ガガのメッセージ性」や「アップルのDRI」「パキスタン恐怖のISI」など。読み応えアリ。「戦争ビジネス」の記事が2つしかなかったことは本当に残念。アメリカ以外も取り上げて欲しい。クーリエじゃなかったら☆4つだけど、クーリエだからこその☆3つ。

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明日は「東西線の中で原発は要らないんじゃないかと思いを馳せる」と「最終面接で志望動機を聞かれなかった」という2つです。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。