新しいものを作り続ける心を持ち続けた人につつまれる「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」・「東京都現代美術館」【美術館】

行くまでは名前も知らなかったけど業界では有名なんだろう方の回顧展に行ってみました。デザイナーの世界では有名なんだろうなと思わせるようなキャリアを歩んでいる。

資生堂に入り、グラフィックデザイナーとしてキャリアを始め、最終的にはハリウッドで映画の美術にも関わり、ソルトレイクと北京のオリンピックの衣装のデザインまで成し遂げた日本人デザイナーが歩んだ軌跡を多くの作品から振り返る。

平日の午前中に行ったのだけど、最初の展示室から人が結構入っているなぁと思わせるぐらいの盛況っぷり。 考え方と作品だけではなく石岡さん本人の肉声で新しいものを作り続けることに関する音声が流れ続けることで思考までも詰め込もうとするような展覧会になっていた。流れている音声は展示会の中にある QR コードを読み込むことによって文章でも確認できるのでじっくり読み込むこともできる。

TImelessでOriginalでRevolutonaryな作品を作り続ければならないと本気で信じて作り続けていたような方なのだろう。最初の展示室で目を引かれた前田美波里のポスターからは今となってはよく使われるモチーフなのかもしれないが、当時は表されることの少なかった力強い女性と言う新しい女性像を作り出したのだということが伝わってくる。

海外に飛び出しマイルス・デイヴィスやオペラまでもデザインし続けたことのすごさを感じる。日本では公開中止となってしまった「ミシマ」については見てみたくもなった。 年齢を重ねれば保守的になっていくという考え方が一般的な中で見てきたことのないものを作り出せるということからラディカルになることができるというのも印象的な言葉だった。

コロナ対策なのか展示会に置かれている目録だけでなく、QRコードで作品の解説を確認できるのも嬉しい特典でした。

・お気に入り度

★★★★☆

石岡瑛子 | 展覧会 | 東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/eiko-ishioka/

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。