有機的自問自答と無機的検証。万能鑑定士として活躍する凛田莉子の力が作られていく過程の物語。 『万能鑑定士Qの事件簿 X』(松岡 圭祐)【Kindle・本】

  万能鑑定士への本格的なトレーニングと最初の物語。 有機的自問自答と無機的検証。万能鑑定士として活躍する凛田莉子の力が作られていく過程の物語。 「=」と「VS」と「→」で物事を整理する、思考する時は時間制限を...

出来なかったことが出来るようになることよりも、出来た事が出来なくなった時のショックの方が大きい。 『万能鑑定士Qの事件簿IX』(松岡圭祐)【Kindle・本】

  出来なかったことが出来るようになることよりも、出来た事が出来なくなった時のショックの方が大きい。 運動バリバリやってた頃にはありえない距離で息切れするし、体重が増えたおかげで膝が軋む。膝がミシミシいっている...

大切な地元がコンゲーム、詐欺に騙されそうになっている。単身、台湾へ乗り込み、大切な地元を救おうとする。万能鑑定士、台湾へ! 『万能鑑定士Qの事件簿 VIII』(松岡 圭祐)【Kindle・本】

  地元。誰にとっても大切な場所。そーいえば、卒業式にふるさとって歌ったなぁ。今でもそれなりに歌える。 ずっと実家暮らしの自分にとってはそこまで実感はないけど、実家から離れて暮らしている人にとって、ふるさと、地...

先へ進むこと全てがいいことじゃない。悪いこともある。でも、先へ進む。先へ進んだ先に何かあるから。 『万能鑑定士Qの事件簿 VII』(松岡 圭祐)【Kindle・本】

  ライバルの次は仲間。6巻で同世代の万能贋作者に出会った万能鑑定士、凛田莉子。 7巻で出会うのは週刊文春の小笠原さんではなく、同世代で年代も近い、女性、園部遥菜と潜入調査先の『イザベル』編集部で出会う。 最初...

普通の謎解きの色合いが濃かった万能鑑定士の物語にライバルが登場。気合が入る莉子の前に堂々と現れるライバル。『万能鑑定士Qの事件簿 VI』(松岡 圭祐)【Kindle・本】

  万能贋作者対万能鑑定士がキャッチフレーズな六巻。 自分と年も近いであろう、詐欺で天才的な能力を発揮する女性が今回の相手。今まで、年が近い犯人は居たけど、警察にまでがっちり認められた犯罪者が相手なのは初めて。...

向き合いたくないこっぱずかしい学生時代に万能鑑定士が向き合ってみる。 『万能鑑定士Qの事件簿V』(松岡圭祐)【Kindle・本】

  遠いものだったけど、少しずつ値下げが進んで食べやすくなった食べ物の一つ、フォアグラ。 話題に乗って昔、行ってみた五反田の原価バーでは、480円で食べられます。チャージ1500円はかかりますがね。 それはさて...

「不遇な生い立ちだったとしても、あなたには現在と未来がある。過去ばかり振りかえらずに前に進めば、きっと人を幸せにできる」 『万能鑑定士Qの事件簿 IV』(松岡 圭祐)【Kindle・本】

  「不遇な生い立ちだったとしても、あなたには現在と未来がある。過去ばかり振りかえらずに前に進めば、きっと人を幸せにできる」 万能鑑定士の魅力的なメッセージは健在。綺麗な文章に引き込まれる。 「ノストラダムスの...

「自分で思っているほど、人生とは深みがあるものではない」 『万能鑑定士Qの事件簿 III』(松岡 圭祐)【Kindle・本】

  「自分で思っているほど、人生とは深みがあるものではない。理性の鎧をまとってみても、結局は子供じみた欲求がすべてに勝る。大のおとながセンチメンタルな音楽を聴いて、安っぽい涙を流すように。」 深みを持たせること...

そう。今宵は祝おう。才覚溢れる凜田莉子の船出を。万能鑑定士Qの巣立ちを。 『万能鑑定士Qの事件簿 II』(松岡 圭祐)【Kindle・本】

  「そう。今宵は祝おう。才覚溢れる凜田莉子の船出を。万能鑑定士Qの巣立ちを。」 偽札が大量に出回り、日本円の信用がなくなり、激しいインフレになる。あり得ない話ではないかもしれない。トリックも事件もありえそうな...