ラストまでの筋書きは出来ていると語る作者・松井優征の言葉の通り、計算の上で物語が進んでいっている 『 暗殺教室 15』(松井 優征)【マンガ】
長い長い積み重ねによる驚きがあった。 理事長との戦いのクライマックスを経て理事長の過去の話が明かされた後、戦いの場はもう一度3年E組の教室へと戻った。 そこで動いた展開に驚いた人も多いだろう。ラストまでの筋...
長い長い積み重ねによる驚きがあった。 理事長との戦いのクライマックスを経て理事長の過去の話が明かされた後、戦いの場はもう一度3年E組の教室へと戻った。 そこで動いた展開に驚いた人も多いだろう。ラストまでの筋...
教師としての基礎は何か。 殺せんせーがなんで先生になったのか、よく分からない生命体だからこそ何にも気にならなかったけど、時が経つにつれて殺せんせーを一人の先生として見るようになり、殺さなくては...
学校や肩書など関係ない。清流に棲もうがドブ川に棲もうが前に泳げば魚は美しく育つのです 教室で暗殺をするというぶっそうな内容だけど、作者がSWITCHインタビュー 達人達(たち)で語っていた通り、確かに教育的...
「子どもは老後の保険じゃない」 そんなことを自然と言える親を尊敬する。自分の老後の面倒を見てもらうために子どもはいるのかって話をした時に親に言われた言葉。 そんなことを思い出した13巻。 子どもを自分のため...
E組の前に現れたのは本物の中の本物の殺し屋「死神」。 とてつもなく巨大の力の前にどう立ち向かいのか。戦いを挑む者、強さに愕然とする者、降伏を選択する者、様々な行動に出る。ただ、それぞれに自分の...
殺せんせーの暗殺任務を任されているのは中3の子どもたち。改めてそれを思い出す。 ここのところ、中学生でありながら訓練のたまもので、高い能力を発揮し、ヒーロー物の主人公のような椚ヶ丘中学校3-Eの生徒たち。 ...
力に執着することは危険なこと。力をつけることもあるけど、力に振り回されてしまうことも。 「兄さん」と殺せんせーを呼ぶイトナと殺せんせーの最終決戦とその後。力を求める事情があって触手を頭に植え付けられたイトナ...
人が集まる空間があったら、居心地が良いと感じる人がいれば、居心地が悪いと感じる人も居る。 「みんな頑張ろう」という空気の中では、全ての人が頑張れると思いきや、そんな簡単ではなくて、その空気感を嫌がる人もいる...
暗殺教室には適切なタイミングで終わりが来る。今まで以上に盛り上がろうが、盛り上がらなかろうが、作者が最初に立てた計画通りに。 カバーの作者の言葉を素直に受け取るとそーゆーこと。急に話の展開を変えたり、出す予...