やっとこっちを向いた「3月のライオン」・「Chapter.28 まぶしい闇/Chapter.29 ほんの少しの水」【アニメ・2016秋】

  桐山零の心に刻まれたであろう言葉だった。 戦いたい理由がある相手である後藤九段しか見えていない桐山がやっと目の前の相手と向き合った時にはもう遅い。 そんな状況は向き合わなった自分の未熟さをこれでもかと実感さ...

桐山がはじめて見せる将棋での大きな挫折…「3月のライオン」・「Chapter.26 黒い河(2)/Chapter.27 扉の向こう」【アニメ・2016秋】

  前の回ではほとんど触れられなかった後藤九段と戦う前の相手である島田八段との試合が進んでいく。試合の中でも桐山の意識は義理の姉をひどく言った後藤九段へと向いたまま。 見ている人も後藤九段へ意識がいきがちな中で...

オープニングが変わってYUKI!「3月のライオン」・「Chapter.24 対岸にあるもの/Chapter.25 黒い河(1)」【アニメ・2016秋】

  疾走感のあるオープニングにかわっていていい感じだなぁというところからはじまったのは桐山よりもかなり上位の棋士との戦いの始まり。 今までは年は上でも同じ組・級に所属する棋士だったので若手で力のある桐山にとって...

帰るところがない。父のことを話さない「3月のライオン」・「Chapter.22 ゆく年/Chapter.23 くる年」【アニメ・2016秋】

  3月のライオンの世界で初めて迎える年の暮れ。 育ての家から出て1人で暮らす桐山には年の暮れを過ごす自分の家以外の場所がなかった。でも、新しい場所で出会った三姉妹の家に誘われて家に行くことになる。 その家には...

自分の努力を踏みにじられたようなイライラがたまらない「3月のライオン」・「Chapter.20 贈られたもの(1)/Chapter.21 贈られたもの(2)」【アニメ・2016秋】

  将棋にしがみついているおじいさんの次は離婚間際の棋士・安井 学との試合へと臨む。 その前にまた、桐山の育ての親の実の娘である幸田香子と会い、怖かったお父さんのことを思い出す。そのうえで望んた安井との試合で桐...

対戦相手が生まれていない頃から将棋をやり続けてきた重みと辛さがある「3月のライオン」・「Chapter.18 遠雷(2)/Chapter.19 遠雷(3)」【アニメ・2016秋】

  C-2になった引退すると決めているらしい棋士との試合の続きとその試合後のお話。うなぎからの保科正之、孫、家事と話題がドンドン変わっていく酔っぱらいのあるあるが伝わってくる。 将棋のゲーム性だけでなく、棋士の...

あがっていこうとする若者と落ちないようにしがみつくおじさんが盤面で交わる。「3月のライオン」・「Chapter.16 面影/Chapter.17 遠雷(1)」【アニメ・2016秋】

  若くしてプロ棋士になった桐山の華やかさに対して上のランクにもあがれず戦い続けるおじさんもいる。それらが同じ盤のうえで向き合うのが将棋の世界。 連勝記録で話題になった藤井聡太と加藤一二三の対決なんかは将棋の世...

勝つ理由がないのに負けると悔しい 「3月のライオン」・「Chapter.13 神さまの子供(その(3))/Chapter.14 大切なもの。大切なこと。/Chapter.15 将棋おしえて」【アニメ・2016秋】

  将棋はなんのために…?どうして学校へ…? 自分の家のようで自分の家ではない場所から抜け出すためにそこまで好きでもない将棋に全力で取り組み中学生プロ棋士になった桐山零。最初の目的を達したことにより、これ以上頑...

考え続けることの価値を忘れないように「3月のライオン」・「Chapter.11 神さまの子供(その(1))/Chapter.12 神さまの子供(その(2))」【アニメ・2016秋】

  自分の居場所をつくるためにがむしゃらになって取り組み続けた結果、史上6人目(?)の中学生プロ棋士になった。 これで自立して生活できるようになったと思っている桐山だけど、世の中はそんな簡単じゃない。いた、負け...