日本企業の人材育成基礎論 『人材育成の教科書―悩みを抱えるすべての管理者のために』(高原 暢恭)【本】

 

日本企業の人材育成基礎論をまとめた一冊。

人事領域を専門とする日本能率協会のコンサルタントが人事育成業務の基礎を教科書のような形でまとめられている。

企業における人材育成は子育てや学校での教育と違うという前置きから企業における人材育成の意義から始まり、企業における人材育成の体系・考え方、研修の意味と研修体系の作り方まで網羅されている。

企業における人材育成全般の基礎を学びたい人にオススメの一冊。

当たり前のことだけど、研修だけが人材育成ではない。日々の業務によって人は育てられる。

【キーワード】

人件費の意味

人材の組み換え

自前主義と調達主義

強制主義と放任主義

エリート

事知一体

底上げ教育と選抜教育

職務充実と職務拡大

マネジメント研修

人格教育・エリート教育

【引用】

管理者の人格と部下の人格の真剣な葛藤が人材育成には不可欠

企業の育成活動は、親の子育てや小学校教育などとは本質的に違います。企業の育成は、常にコストパフォーマンスが求められるからです。

人材育成とは、企業にとって必要な仕事ができるようになるための活動

人材こそ価値を増殖する担い手

【メモ】

人材のポートフォリオ

教育体系

企画ロジック

教育企画の6W2H

OJT推進ステップ

【手に入れたきっかけ】

人材育成関連の本を一気に読む一環で購入 !

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。