模擬国連会議における大使の目的は【①人と交わる】→【②決議案作成・決議採択】→【③つながり構築】 <目指す会議の結果は・・・?>

 

(大学4年の頃に書いていた模擬国連に関するブログを修正・移行しています)

 

いろんなコミュニケーション力、知識力、考え続ける力を会議で発揮するのが模擬国連会議ということを前回までに書いてきました。そして、何を会議で目指すのか。ということを今回は書きたいと思います。

 

一応、模擬国連会議はDraft Resolution(ドラフトレゾリューション<ドラフト>)と呼ばれる“決議案”をみんなで話し合い、作り上げ、提案として投票にかけ、賛成が多ければ決議として公式に会議で決まった文書となります。

 

ここで、決議案を(みんなで)作成し、決議として採択することが会議の目的とされることが多い。でも、自分はそれが最終的な目的ではない!と思っています。この決議案作りはあくまで、2番目の目的なのかな。と思っています。模擬国連会議における大使の目的は

 

1,人と交わる

2,決議案作成・決議採択

3,つながり構築

 

なのかな。と思う。これは、大使は外交の舞台において、長期的に活躍するためには必要なことであり、相手を尊重するためにも結果として会議をいいものにするためにも必要だと思う。模擬国連会議ではその1回限りの会議かもしれない。でも、外交は1回で終わらない。ずっと続いていく。

 

だからこそ、いろんな大使と交流し(もちろん、交渉はしっかりしつつ)、その中でいい関係を作りながら、相手を思いやりつつ、決議案を作り、いい決議案を気持ちよく作り、良い“つながり”を作って会議を終える。それがいい外交官であり、模擬国連会議に参加する。というのが大使のあるべき姿なんじゃないかな。もちろん、国によって変わるかもしれないけど。

 

今回は以上!次回からは交渉について書いていきます!

 

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。