支配してるのは誰なんだ? 「Vフォー・ヴェンデッタ」から

「Vフォー・ヴェンデッタ」2005年に製作。1980年代のコミックが原作。
第三次世界大戦後、かつてのアメリカ合衆国が事実上崩壊し、独裁者アダム・サトラーにより全体主義国家と化した英国にてガイ・フォークスの仮面を被る謎の男“V”が社会変革を目指す。監督はジェームズ・マクティーグ
いろいろ思った事はあるけど…二つ。仮面が生きているよう。そして、鏡なのか警告なのか。
主人公のVはずっと仮面をつけている。素顔は全体を通して見れない。(外す場面はあるが中身は見れない。)仮面でも物語を通して見ていくとものすごく仮面に表情が生まれてくる。最後にヒロインのナタリー・ポートマンがキスするシーンは感動。普通に人同士がキスする事を感じた。
んで、もう一つは作品は世界への警告かな。それとも、今の世界の鏡?全体主義がはっきり記されているけど、物凄く今への警告のように感じた。同性愛、イスラムなどへの排他主義が強くなっている今が先鋭化したらこうなる。ということかもしれない。
けど、自分はそうは思わない。今の世界の雰囲気がそのままな気がする。未来でなく今の世界を表していると思う。見えないように隠されているのがはっきり写し出されたのが「Vフォー・ヴェンデッタ」だろう。
「Vフォー・ヴェンデッタ」http://wwws.warnerbros.co.jp/vforvendetta/

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。