「リバティーンズ マガジン No.4」~10代に縛られて生きていく~

「リバティーンズ マガジン No.4」
 最近、自分の中で「クーリエ・ジャポン」を超えつつある雑誌。隔月発売の重みがある内容。前回のものが少しクオリティダウンしていた気がしたのですが、見事に復活したと思います。まあ、本の将来や現状についての特集だったので自分の興味に合ったとも言えますが。特集→インタビュー→書評などの流れなのだが、書いている人が本当に魅力的。カルチャー誌として本当に良いもの。
強調文
 心に響いた文。
 P136、箭内道彦さんが水越けいこさんの「Aquarius」について評した時の文。「すべての人生は10代で終わってしまうんだと僕は思う。それぞれにあの頃の自分を肯定したり否定したり、その後の長い長いアンコールを人はみな生きていく。だから思う。10代に聴いた音楽はその者の一生を支配する。受け容れるも逃げ続けるも。忘れたくとも忘れじとも。」
 ものすごくドスンときた。今でも10代のことを考える自分が居ることを認めざるを得ない。ものすごく未熟だった。そして、なんとかそこから脱却しようとしている中、自分の10代は終わった。そして、今もその中にいる。
 自分の中で忘れられない10代の時に聴いた音楽。いろいろある。最初の彼女の思い出 V6「Deriling」 好きだった(今でも好きな)めちゃイケの曲 Whiteberry「YUKI」 自分の中の誕生日ソング 杏子 「Happy Birthday」今でもたまに聞く。



 いろいろなものを評価する「LIBERTINES REVIEW」だけでも、「INFLU ENCERS」だけでもこの本の価値がある。生活に刺激が欲しい人には必見。とにかくいろんな人に読んでほしい。

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。