「自分で思っているほど、人生とは深みがあるものではない」 『万能鑑定士Qの事件簿 III』(松岡 圭祐)【Kindle・本】

  「自分で思っているほど、人生とは深みがあるものではない。理性の鎧をまとってみても、結局は子供じみた欲求がすべてに勝る。大のおとながセンチメンタルな音楽を聴いて、安っぽい涙を流すように。」 深みを持たせること...

「本物はすごいですね!」と。本当に歴史上の人物と相対することが出来たら、そんなことを思うのだろうか。 『JIN―仁― (1)』(村上 もとか)【Kindle・マンガ】

  「むなかた先生、コロリでございます」がモノマネで有名になったドラマの原作。 過去にタイムスリップしてしまった脳外科医局長のお話。まず、34歳で医局長ってかなり優秀なんじゃないか。タイムスリップした先では麻疹...

他の人に寛容にならないことはいろんなものを失っていることと等しいのかもしれない。 『光の帝国 常野物語』(恩田 陸)【本】

  汚い世界のうつくしい人たちのお話集。自分が大人になったからかもしれないけど、社会が荒れてきているように感じでしまう今日この頃。 人ってもっと優しかったような気がするんだけど、社会全体がギスギスしてしまってき...

DMAT(Disaster Medical Assistance Team)。災害派遣医療チームが災害現場での医療の役目を担う。 『Dr.DMAT~瓦礫の下のヒポクラテス~ 1』(高野洋, 菊地昭夫)【Kindle・マンガ】

  命の価値を判断しなければいけない現場がある。 哲学の授業でよくある問いに100人の乗客を助けるために3人の作業員を殺す判断をしてもいいのか、という問いがある。 あなたは電車のポイント切り替え担当です。このま...

壁を乗り越える準備。このチャンスで乗り越えないと次のチャンスはかなり先になってしまうから。 (2014年2月のまとめと3月のお話)

  仕事では大きな壁にぶち当たった。 壁を乗り越えられたかといえば、乗り越えられていない。 仕方なく、甘えて壁の横を素通りしてしまった。また、同じような壁が目の前に迫ってきていることは分かっている。だからこそ、...