一気に頭の中には入ってこないけど、ちょっとずつ知識をつけていこうと『マイホームは、中古の戸建てを買いなさい!』(高橋 正典)

一時期家を買うことを考えていたのだけど、その頃に読んでみた本の中の1つ。現状はコロナになっていろんな背景からも今の家でしばらくはいいだろうということになっていて考えるのをやめているのだけど、いつか買わないといけない背景もあって何を買うのかということはやっぱり考えさせられる。

パートナーとの日常の会話の中で少しずつ条件を考えていく中で戸建てにするかマンションにするか、新築にするのか中古にするのか考えている中でやっぱり中古の戸建てが気になっていたこともあって読んでみた。

筆者自身が中古の戸建てを重視して販売していることもあるのだろうけど、広告で華やかに取り上げられることの多い新築物件のデメリットについて触れる箇所もありつつどんなライフスタイルを送りたいのかを考えたうえで家を買わないといけないという当たり前だけど忘れがちなことも触れられていて確かにそうだなあと実感させられる。

中古物件を買うにあたって「ホームインスペクション(住宅診断・住宅検査)」や「住宅履歴書」などの役割が大きいということはそうなんだろうなぁと。建築コンサルタントと呼ばれる職業があり、地域に密着している建築コンサルタントに話を聞いてみようかなとちょっと思ったりもしている。

家の買い方について話が進むと信頼できる不動産業者としてお金の相談、建築の相談、購入後のサービスが大切であり、売り手の不動産業者だけではなく物件見学同行サービスとして不動産コンサルや建築事務所の人と一緒に見に行くことも大切という話があり、ちょっと気になっている。 

でも、やっぱり情報量が多くて全てを頭に入れることはできない。どんな土地がいいのか、どんな家がいいのかという情報はたっぷり入っているのだけど全てを理解することができないのでもう少し経ってから読み直してメモをして整理しながら読んでみたいと感じる住宅選びのヒントになりそうな一冊。

【オススメ度】

★★★☆☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。