謎の電話と定理に縛られて生きてきた男の物語。SFヒューマンサスペンス。
昔、かかってきた電話を待っている男がいる。近未来の世界で秀でているITの才能をもつ男の家に一度だけよくわからないけど、”大きな存在”から電話がかかってきた。その男の電話を待つ自分のことを”We”と呼ぶ変な男の物語。
近未来を表す街の描写の作り物っぽさがメッセージ性を持っている感じがする。恋人、信頼できそうな人との出会い、”ゼロの定理”を解きながら電話を待つ。それが意味のある行為だと信じ続けて。
クローズワールドの中でルールに縛られて生きてそのルールを越えようとするのは『トゥルーマン・ショー』や『マトリックス』っぽさもあるんだけど、ちょっと難しめだし、アクションもないので飽きる人も多いかもしれない。
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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