できないこと、大切にしたいことが心地よく心に入ってくる「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

アカデミー賞で作品賞を含む7部門を受賞した作品をパートナーに勧められて『BLUE GIANT』に引き続き、2週連続で映画館に行ったのだけどノンジャンルというか不思議な映画でよかったのです。 アメリカに移住したコインランド...

どの立場が正しいとかその立場は間違っているとかではなく全ての人が何かを感じることができる物語として染みた「ベルファスト」

1969年のベルファストという街の日々を9歳の子どもの視点で描いていく。その中でプロテスタントからカトリックへの攻撃によって自分たちが生まれ育った街が揺さぶられて、自分の生活も揺さぶられていく日々が感じられる。宗教に関わ...

頭が痛くなるけど、いい映画見たなーって思わせるような作品「TENET テネット」【洋画】

コマが回り続けること映画で思い出すことのあるインセプションのクリストファー・ノーランの最新作ということでパートナーが興味があるということもあり一緒に久々の映画鑑賞へ。 ネタバレはいろんなサイトでされていてこのサイトがわか...

今につながる仕事を成し遂げることのすごさ「エジソンズ・ゲーム」【映画】

仕事が社会を変えることっていうのはそんなに多くはないのかもしれない。歴史に名を残す人物であったり、ビジネス書に出てくるような社長や創業者でない限り、目の前の仕事に取り組んでの名を残すことなく仕事を終える。 エジソンとウェ...

生き方に正解なんてないから本人にとってよきものであればいい「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」【映画】

若草物語の原典を読みたくなった。帰国子女のパートナー曰くアメリカでは小学生の頃の読んで良くわからないとなるけどみんなが読む本だということ。日本だと小学生の頃に必ず読む本ってなんだろうなと考えさせられる。オツベルと象とかご...

人は簡単に変わって残虐にもなるけど戻ってくることもある。「ジョジョ・ラビット」【映画】

  残虐になるのは変わった人だけでなくそこらへんにいる普通の人も。 ナチスドイツの頃にヒトラーに憧れて戦いを望むコスプレをしているけど実際に戦うことは悩んでしまうジョジョ。ナチスドイツの中で生きるとある少年の日...

ポップなスピードの謎解きの中で家に移民が来る時代のリアルがちょっと「ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密」【映画】

予告編を見ていたので実際に見る前にこんな感じかなぁーと予想をして行ったんだけど全く予想と違った。名作ミステリー作家の死亡から1週間後の謎解きは移民で親が不法移民の看護師であるマルタを中心に描かれる。 1人のミステリー作家...

となりのトトロアメリカ版かなっと。「メリーポピンズ・リターンズ」【映画】

  見たことなかったけどチムチムニーの曲は知っている。他にも知っている曲がありそうなメリーポピンズのリバイバル。 子どもしか感じられないけどすごい力を持った大人であるメリーポピンズ。ファンタジーでもあって現実で...