意見を言うなら必ず理由を言う必要がある。そして、議論すること自体には大きな意味がある。
三谷幸喜が12人の優しい日本人として作った作品の元になった作品。12人の優しい日本人を見る前にやっぱり原作を見ないとってことでこっちを先に見ました。
密室劇の名作として語られることもあるだけの作品で最後まで手に汗を握らせて頂きました。キャラクターの異なる12人の男性がとある事件の陪審員になり、12人全員が有罪としてすぐに終わるかと思いきや1人だけが無罪に投票した。
被害者も容疑者もほとんど出てこないまま、その容疑者を有罪にするか無罪にするかを話しあうだけの映画。物語が進むにつれ、それぞれの性格がはっきりしてくるのが面白い。
今でも全会一致が基本である米国の陪審員制度と多数決で決めることができる日本の裁判員制度の違いを知ったけど、どちらがいいんでしょうかね。
【おすすめ度】
★★★★☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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