強い人の話の合間に自分の才能についても挟んでくるのがよい。『求道心 誰も語れない将棋天才列伝』(加藤 一二三)

 

遠慮がちだったり、たまたまではなくて自分も才能があって努力したってのがこれでもかってぐらいに触れられているのがいいですなぁ。

76歳、九段、名人にもなったちょっとブームは終わっているような気がするひふみんがブームになる前に書いた本。

実力制の名人となった11人全員と対局していて史上最年少でプロになったひふみんが将棋の歴史と自分が出会ってきた棋士たちについて書く。ひふみんにしか書けない本だったりするのかも。

「この子、凡ならず」と升田幸三に言われた話なんかは自分の将棋の実力を出してくる。棋士は将棋の侍であるというのはひふみんの将棋に対する誇りが見えていいですな。

【手に入れたきっかけ】

Kindleでセールをしていたので

【オススメ度】

★★★☆☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。