母と娘の関係って難しいんだなぁと思うことがある。それは自分が娘ではなく息子だから客観視しているようになるんだけど、それと同じぐらい父と息子の関係も難しいと自分自身の経験からも思う。
古臭いかもしれないし、そんなくだらないことと言われるかもしれないけどお互いのプライドが邪魔をして素直に話せなかったりする。
そんな判事と検事の親子の物語。本当のところは誰もわからないが実の父親で地方の判事であった父親が殺人事件の疑いをかけられていることを知ったところから始まる。
本当に人を殺したのかを聞くところから始まり、実の父親の弁護をするのかというところのいざこざ、そして実際の裁判と続いていく。
裁判を通して昔とは違う父親の姿を感じ、父親との昔の出来ごとを振り返り、父と息子の関係を再構築していく。
ラストシーンが印象に残ったのは自分もこんな最後を迎えるのかとうっすら思ったからかもしれない。男臭いところがけっこうあるので好き嫌いがけっこう分かれるかな。
部屋でゆっくりウイスキーを飲みながらいかがでしょうか?
(私はウイスキーを飲まないんですけどね…)
【おすすめ度】
★★★★☆
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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