競技クイズから一度距離を置いた笹島の語り 『ナナマル サンバツ (9)』(杉基 イクラ)【マンガ】

 

何かに夢中になっている時にこのままで良いのかと疑問を持ってしまうタイミングがある。

そんなときに疑問を捨て去って夢中になっているものを信じ続けることもできるし、一度違う目線に立ってみることも出来る。

後者は遠回りになるかもしれないし、夢中になっている何かから離れてしまうかもしれない。でも、最後まで信じることが出来たら次の何かが見えてくるかもしれない。競技クイズから一度距離を置いた笹島の語りからそんなことが伝わってくる。

文蔵高校クイズ研究会、初めての全国大会を前に力をつけている真っ最中。期待感があがっていく。

【ポイント】

1:文蔵高校クイズ研究会の京都合宿の続き。先輩から借りている白いボタンの意味を知り、そのボタンを賭けて先輩とダブルスを組むことになった越山。思いが乗っている白いボタンを守ることが出来るのか。

2:全国大会、SQを目前にし、どこの高校もチーム決めの真っ最中。越山のライバル・御来屋くんの宮浦高校も、ほんわか系部長がいる赤河田高校・中学校もチーム決めに。それぞれの思いが詰まったチームが出来上がっていく。

3:京都合宿の終わりに笹島の気持ちに触れた文蔵メンバーはSQ本番に向けて気持ちを新たにする。ただ、その裏では笹島家で何か動きがありそう。そんな中初めてのSQ関東予選が近づく!

【キーワード】

カルタ大会翌日

越山くんにも負けない!

ダブルス

Lid Reading/Copy Cat

クイズをする者達との向き合い方

【手に入れたきっかけ】

買い続けているクイズマンガ!

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。