【マンガ】ボードゲームの魅力とかわいい登場人物と楽しい世界がたっぷり詰まった1冊 『放課後さいころ倶楽部 1』(中道 裕大)

 

ボードゲームの魅力が伝わってくるぜぇ!!!!!!!

【入手経路】

ボードゲーム好きとしてボードゲーム関連のマンガが出るということなので、即購入!

【概要と感想】

ボードゲームをやりたくなるマンガ。
久しぶりにボードゲームをやりたくなる!

それはさておき、マンガの紹介。

京都の鴨川近くのとある高校1年の教室。
茶髪でショートカットという見た目とは裏腹にクラスメイトと仲良く出来ない武笠美姫は
偶然、転校生の高屋敷綾と出会う。

これまた、クラスで独特の空気を出している委員長・大野翠は
ドイツゲームを主に扱っている「さいころ倶楽部」で交わり、
ゲームを通して仲良くなり、物語を紡いでいく。

コワモテの店長、キレイなお姉さん、見た目はチャラいけど奥手な少年も出てきてゲームを楽しむ。

美姫の見た目と中身のギャップにトキメキながら、それぞれのボードゲームを楽しみたくなる。
紹介されていたボードゲームは「マラケシュ」・「ごきぶりポーカー」・「ねことねずみの大レース」・「ハゲタカのえじき」・「ミラーズホロウの人狼」(「カタン」)。

やったことあるのは「ハゲタカのえじき」・「ミラーズホロウの人狼」の派生系。
「ごきぶりポーカー」は何度も観戦したことがある。ぜひ、やりたい。

ゲームを作るゲーム作家にもスポットライトを当てている。
今回は、「ハゲタカのえじき」を作ったドイツゲーム界の神様「アレックス・ランドルフ」に。

ウンチクだけじゃなく、ゲームの持つ力を個性的なキャラクターで描く。
ボードゲーム好きじゃなくても楽しめます。

もちろん、ボードゲーム好きにはたまらない。

「さいころ倶楽部」は高円寺にあるゲームショップ「すごろくや」そのままだったりするので。

人狼ブームの次はボードゲームブームが来るかもしれない。
いや、じわじわ来ている気がするので、ボードゲームについて興味がある人はぜひ、読んでみてほしい。

「ミラーズホロウの人狼」の紹介を人狼ミステリー調に一話でまとめたのは秀逸!

 

【引用】

知らない道も、景色も、音も、色も、においも全部まとめて楽しんじゃえばいいんだよ☆

たしかに、世界には私の知らない楽しいことがまだまだあふれているのかもしれない。(72)

よくできたゲームは人の心を繋ぐ。それは作家達の祈りが、ゲームに込められているからだと俺は思う。自分の作ったゲームで遊んだ人達を笑顔にしたい。そんな祈りが。(172)

【紹介ボードゲーム】

「マラケシュ」           「ごきぶりポーカー」       「ねことねずみの大レース」

           

「ハゲタカのえじき」       「ミラーズホロウの人狼」      (「カタン」)

           

【本へのリンク】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。