【本】前職で最も役に立った1冊。時間管理をする楽しさを実感できる。 『時間を活かして夢をかなえる タイマネ』(すぎやまえみこ)

 

実際に仕事で役に立った本はなんですか?と聞かれたらこの本を最初に挙げる。

【入手経路】

月初めに本屋で気になった本を何冊か購入した中の一冊!

【概要と感想】

実際に仕事で役に立った一冊。

10月1日の次の会社入社日までは無職の自分ですが、
前職で仕事をしている際に実際にかなり役に立った一冊がこれ。

シェアハウスに住んでいる時間管理が出来ない3人。
そこに現れたのは時間のプロである大家さん。

3人が大家さんから時間をうまく使うコツを習い、
仕事や日常生活をよりよいものにしていく。

日常生活をよりよいものにしていく過程を描いたマンガと
過程の中で出てきたテクニックを掘り下げて項目別に記載されるのが交互に出てくる。

マンガと文章が交互に出てくる構成は分かりやすさを生むし、
文章も読みやすく書かれている。

この本のすごい所は具体的で網羅的であるということ。

時間を思い通りにする必要性の話から始まり、
時間には投資・消費・空費・浪費の4つがあるという概念的な話が最初にされる。

次に時間をうまく使うためのツールである手帳の使い方や仕事術が紹介されている。

前職で一番役に経ったのは机の上の管理についてのページ。
机の上が汚く、何度も整理しろと言われていた。でも、整理のやり方はわからなかった。

そんな自分に整理の方法を図入りで分かりやすく教えてくれた。
確かに机の上の整理をしっかりすると仕事が捗ることも実感。

他にも、作業を進める際のコツ、メールのコツ、アイディア出しのテクニックから、
朝・夜のオススメの時間の使い方の話。忙しい人向けのレシピ集や入浴方法など、
仕事と日常生活に関わることがかなり手広く載っている。ひとり暮らしを始めた新入社員のバイブルとしてもいい。

最後には時間をうまく使えるようになった後にうまれた時間をどう使っていくのか。
将来の夢をどう描くのかというところまで話は進む。

一つの方法論として実践する価値はあるやり方だった。

タイムマネジメントの本を読んでも時間管理が上手くいかない理由の一つに
概念を理解しても方法が分からないということがある。時間管理が大切なのはわかったけど、
どうやってやるのかという疑問に答えた本はそんなに多くない。

この本は他の本とは異なり、どうやって時間管理をするための方法を具体的に落としこんだ一冊。
書いてあることを1つずつ実行するだけで時間管理が捗っていく快感を感じられるかもしれない。

とりあえず、次の職場の自分の机をセッティングする時には持っていく予定。

【本へのリンク】

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。