アートと宿泊施設の融合ということでキャッチコピーと雰囲気は気になっていたのだけど、そうでもなかったらどうしようとちょっと心配になりながら行ったのだけど良い意味で裏切られた場所でした。
あっさりのおもてなしで自由に
宿泊施設にはヴィラとレジデンスの2種類があるのだけど、2人だし気軽に行きたいということでお安い方の(といってもそこそこするのだけど)レジデンスにお世話になりました。そんなに部屋で時間を過ごさないだろうということもあったのだけど、想像していたよりは広い客室になっていて自然の中で過ごすには十分でした。
宿泊施設の中にもゆっくり過ごせる空間があったり、ウェルカムドリンクは香りがたまらないティーを頂いたりの時間を過ごすことができました。
水と自然に囲まれる水池に落ち着いた空間
宿泊施設の周りにも川があって癒されるんだけど水池というアートと自然の融合の場として神秘的だった。雨が降っていたこともあってゆっくり時間が流れながらも他の人もいなくて幻想的な雰囲気でした。
ディナーはせっかくだし、奮発してお高い方のレストランである「μ」で”アートフード”をいただく。ビールの苦味を感じさせるアイスから始まり、ホワイトコーンの爽やかさ、具のない香り高いガスパチョの驚き、プレミアムヤシオマスの隣りにあるナスのソースの深みがたまらない。ナスのソースはコースのハイライトでほろ苦なのに旨味が詰まっていた。子羊は苦味もなく、ホワイトチョコまで楽しめました。
モーニングはCAFE KANTANでアットホームな落ち着くお味の朝食をいただく。豚肉の蒸し焼きにはポン酢がとっても合いました。丁寧さを感じる朝ごはんってやっぱり嬉しくなる。
ハイキングをやめてやってみたインディゴ染めが思った以上にあたり!
暑かったしいろいろあったので那須の観光を取りやめて昼過ぎまでこちらでお世話になることにした。工房でできることのうち、一番気になったインディゴ染めをやってみることに。
黒に近い色の液体に布をつけることでインディゴの味のある色合いになるのが楽しい。2度付けするとお金がかかるというのもわかるし、やってみたいと思わせる風合いに仕上がっていく。施設の方といろいろたわいのない会話ができたのもよかったかな。
ランチはそのままの流れでホロホロの角煮をいただく。思う存分楽しませてもらった幸せな空間でした。
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小檜山 歩
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