日本で生まれて広がればいい2つの異なるCWO 【人事・会社をちょっとよくする仕組み】

 

いろんな「CXO」が増えている中で、自分が関わる人事の領域でも種類が増えてきてる。

人事全般に関する最高責任者を指す「CHO」ではなく、「CWO」なる役職を置く取り組みがテレビ東京の「WBS:ワールドビジネスサテライト」で取り上げられていて、自分が知っていたCWOと違ったので、2つのCWOについてご紹介。

まずはWBSで取り上げられていたCWOは「Chief Wellnes Officer」で日本語だと「最高健康責任者」。従業員の健康にまつわる全責任を負う役職で、生活習慣改善サービスをBtoCで提供しているFiNCという会社が仕掛けたもの。

経営理念に重なったウェルネス(健康)経営の指針を定め、FiNCを始めとするサービスを利用して社員の健康を高めていく取り組みとのこと。

商売っぽさが大きいけど、産業医を置いて年に一度の健康診断だけってのでは不十分ってのも事実だから良い取り組みなのかもしれない。

 

前に聞いたことのあるCWOは名刺管理でCMまで打つ規模に拡大したSansanに置かれている。Chief Workstyle Officerの略で働き方の最高責任者。今までの働き方を見直す役割とのことで、

「(1)神山ラボに関わる全て。(2)社内制度や人事制度。(3)オフィス関連」が役割とのこと。人事制度、社内制度以外にもオフィスの仕掛け作りにも関わるのがCWOとのことで納得。

残業を減らして生産性を上げることと並んでいろんな新しいことが生まれる職場づくりって大切なことだと思うんですよね。

もっと多くの企業でどっちのでもいいけどCWOが置かれれば日本企業で働く社員が少しは”イイ感じ”になって新しい日本型経営のいい形になるかもと思う。

ちょっと単略的ですかね。

【参考リンク(確認:2015/07/19)】

「CHO」とは? – 『日本の人事部』

http://jinjibu.jp/keyword/detl/145/

ワールドビジネスサテライト テレビ東京

http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/

FiNC、日本交通、吉野家などが「ウェルネス経営」「CWO」を導入:健康:日経デジタルヘルス

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20150520/419221/?ST=ndh

働き方の最高責任者CWOが誕生したワケ | Sansan株式会社|モチベーション|【瓦版】

http://w-kawara.jp/originality/sansan-cwo/

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。