これだけの質と問いかけの価値がある論文が集まっている 「思想地図〈vol.5〉特集・社会の批評」

思想地図という題は愛聴しているPodcastで聞いた。その時は「思想地図β」についての話だった。学校にはまだ、入っていないようなので、その前身である思想地図の中から「社会の批評」という名前に魅力を感じたので借りてみた。基本的には一つのテーマに関する論文集となっているが、その前段階として、「野中広務、姜 尚中、森達也、北田暁大」の「闘いとしての政治/信念としての政治」という豪華メンバーとしての共同討論が最初に来ている。かなり質の良い文壇だと思う。最初の共同討論を含めて、社会の批評イントロ、社会学の先、社会学の不自由さなどから、7回ぐらいに分けてそれぞれの論文を考察できる。そして、そこまで難しい言葉で語られていないのも特徴。終わりの方にある統計に関する論文は少し難しい印象を受けたけど。編者が

P53 「社会批評」とひとくくりで名指されるようなジャンルが確固とした形で存在しているわけではない。

としているように確固たる分野がないからこそいろんな社会批評に関するっぽい論文がつまっているこの本は読みごたえがある。野中氏の保守の話や漫画を取り上げ、ジャンプシステムを取り上げているものもあるようにとっつきやすいテーマもある。ちょっと社会のことを考えてみようという人にはおススメだし、「アメリカ化する日本の政治学」としているのは学生としても、考えさせられる内容としてある。学問に携わることはそんな高尚でないことも含めて。これだけの質と問いかけの価値がある論文が集まっていることに☆5つ。
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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。