カミングアウトしたことで1つのカベを超えてる。『弟の夫 : 2』(田亀源五郎)

 

だからそのカミングアウトを大切にする。”セクシュアル・マイノリティ当事者”の人が”ふつう”の人たちと違う性的指向を自分から他の人に明らかにすることをカミングアウトと呼ぶ。

他の人の目線が痛い、話せる人がいない、家を追い出されるかもしれない、いじめられるかもしれない。そんな心配を抱えながらも言える相手だと思った相手に言ってみる。

それだけでも大変なことだからカミングアウトされた人はどう受け止めるのかを考えないといけない。

なぜ異性とのセックスとはOKで…?

子どもを持っている全ての人(試験管ベイベーじゃない場合)は全ての人がセックスをして子どもを授かっている。でも、その親の中にも同性同士が付き合うことについては大きな拒絶反応を示す人もいる。

このマンガの中では”悪影響”とまで言ったっぽい娘の友達のお母さんが描かれる。

でも、そんな反応をしてしまうかもしれない自分がいるかもと考えさせられる。

タトゥーをしている人たちはなんで銭湯に入れないか…?

異質な人たちに関する事柄としてはタトゥーをしている人がなんで銭湯に入れないのかってことも出てくる。日本ではタトゥー(入れ墨)はヤクザの人がするものだからという理由に「よくわかんない」と返す娘に返す言葉がないお父さん。

別にタトゥーしたから全員がヤクザってわけじゃないのにね。そのレッテル貼りが自分に帰ってくることは想像できないことのおかしさを感じさせる。

【手に入れたきっかけ】

Kindleの週替りまとめ買いキャンペーンで気になったので

【オススメ度】

★★★★☆

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小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。