(新日本プロレスワールドで観戦)
東京ドーム大会にも関わらず5試合にしている予想通り各試合の時間が延びて濃厚になったのは良い方向性なのかもしれない。
最初に高橋ヒロムの復帰が宣言され、ジュニアの2試合とオカダ・カズチカとジェフ・コブのバチバチへと進んでいく。唯一のノンタイトルマッチだったオカダとコブの試合は重厚になっていた。
セミファイナルはIWGPタッグでメインがIWGP世界ヘビーと自然のように思えるけどドーム大会のセミファイナルにIWGPタッグが入っているのは本当に久しぶりのことだったような気がする。これもタイチ・ザックと内藤・SANADAの為せる技だし、この試合は試合自体も目まぐるしくてタッグの面白さが詰まっている上に煽りVも久しぶりに見る傑作だった。ディスティーノのキレもさることながら、ザックの一瞬の上手さもあった。
そして、メインイベントは緊急欠場した飯伏幸太の代わりに新日本プロレスを支え続けてきた棚橋弘至が王者である鷹木信悟に挑戦するタイトルマッチ。発表されたのも当日の朝というとんでもない展開だったのだけど、これまで新日本プロレスを支えてきた棚橋らしい足攻めから柴田式、飯伏幸太カミゴエを使い、頭突きまで見せる背負っているものをすべて出しつくした。最後は鷹木信悟の勢いが勝ったけど、鷹木信悟が言ったとおり棚橋弘至が「ある意味」勝ったのかもしれないと思える試合だった。
最後に暗転してのEVILの乱入は新日本プロレスとしても再考するタイミングが来ているのかもしれない。
試合結果 | 新日本プロレスリング
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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