懐メロを今風にしただけじゃない、ラストシーンの美しさとはかなさが好きですわ。
アカデミー賞作品賞を受賞直前になかったことにされたことで話題になった作品だけど、主演女優賞などを受賞した。
ロスで暮らすオールドジャズをこよなく愛する男性と女優への夢を持ってカフェで働く女性の物語。学生とかの若さが全面にある物語じゃなくて、その1つ上の世代、20台後半から30台前半で夢を追い続ける人の物語。
年を取るごとに夢を見るどころか自分の行き着く先をドンドン小さくする人がいる一報で夢を追いかけたり大きなことをまだ諦めたくない人がまざるのが20代後半から30代前半なのんだと思う。
追い続けること諦めることに悩み、人生にとって大切なパートナーとの兼ね合いで悩む。そんな本当に大人になる過程をミュージカルとジャズを交えて描く。
昔っぽいんだけど、なんだか今っぽさがあるのが楽しめる理由かも。ネタバレになるので詳しくはいえないですが、なんといってもラストシーンははかない。そして美しい。
でも、そう思えるのは自分がそこそこ幸せだからなのかもしれない。年を取って見に行ったらどこかで忘れられない過去の恋愛を思い出すのかもしれない。
そんな思い出す恋愛がある人は幸福なのか不幸なのか。
映画『ラ・ラ・ランド』公式サイト
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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