桃山文化と呼ばれる戦国時代の中で生まれた華やかな文化の作品たちが所狭しと並んでいる展示内容だった。美術館ではなく博物館ということもあって、芸術品だけではなく、甲冑や個人的な書物なども展示されている。
戦国時代のヒーローといえばで最初に挙げられることの多い織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人が個人的に書いた書が並べられており、大きな文字で左右に揺られながら派手に書いている信長、小さい子ながらも几帳面に端が揃えられて書かれている秀吉、太くまっすぐ書いている家康という戦国時代好きが3人に思う印象を表している書が並んでいたりする。
『へうげもの』という漫画が好きな自分にとっては千利休と古田織部の書が比較されているのを見入ってしまった。 油滴天目のくろさの中に浮かび上がる金の縁が優雅だったことが作品としては印象的だった。
西洋の出会いとしてフランシスコザビエルについても触れられていた次に、そのと氏日本地図と世界地図が飾られていた。今の地図よりも四国が大きかったり北海道がなかったりとその当時の日本という国が描かれている。世界地図も今の地図との違いとしてオーストラリアがないなど大きな違いがあった。
・お気に入り度
★★★★☆
特別展「桃山―天下人の100年」
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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