シンボルにもなり、実際に地雷除去を行う「マインカフォン」 「活動のデザイン展」・「21_21 DESIGN SIGHT」【デザイン・社会】

 

モニュメントはモニュメントであって実際にそのモニュメントが表していることを果たすことに寄与することは少ない。

でも、実際にそれ自体が活動を行うモニュメントをこの間行った展示会で見つけたのでご紹介。

2014-11-22 17.27.21

地雷除去の「マインカフォン」という道具。風によって転がり、今でも犠牲の多い地雷源を転がり、全身についている足で地雷を爆発させる。1つのオブジェあたり、3つぐらいの地雷を爆発させることが出来るらしい。

通ったところの全ての地雷を爆発させることは出来ないけど、このモニュメントがある場所は地雷があって危険だと伝えることが出来る。そして、地元で安価なコストで作成することが出来る。

働くオブジェとしての可能性をとっても感じた。

ただのオブジェでもなく、ただの地雷除去機でもない。

地雷がたくさんあるアフガニスタンで幼少期を過ごした人が工業デザインに長けているオランダの卒業制作プロジェクトで始めたことらしい。昔、地雷について勉強したことがあるからこそ、余計に刺さったのかもしれない。

 

企画展「活動のデザイン展」

http://www.2121designsight.jp/program/fab_mind/

【参考記事】

子供の遊びが人命救う発明に! 動力源いらず、風が転がしてくれる地雷撤去ボール – AOLニュース

http://news.aol.jp/2012/11/22/mine-kafon-a-bamboo-tumbleweed/

The following two tabs change content below.

小檜山 歩

コンサルタント日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
小檜山 歩
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。