恐ろしいクスリ、MDMA。押尾学が捕まったのもこのクスリ。合成麻薬の名で知られており、副作用が大きく、粗悪品も多いことから死者も出ている危険な薬物。それを取り引きするように動き、証拠としようとする怜二。ただ、そんなクスリをただの潜入捜査官である怜二は準備出来ない。準備出来たのは似たような色とカタチの風邪薬だけ。そんなんで乗り切れるのか。
相手はこれまで結婚した四人の男と全て死に別れている女組長代行。死因は全て腹上死。男を食らってのし上がって来たような危険な女との取り引き。二十万円分の風邪薬で乗り切ることが出来るのか。
一万錠のMDMAは一万人の人生を破壊する。決して大げさではない表現なんでしょう。一千万円のMDMAで一万人の人生は壊される。ただ、ノリで済む話ではないし、潜入捜査で信頼を得るためだといって、取り引きを成立させていいわけがない。何としても止める必要がある。ただ、あからさまに止めてしまうと、潜入捜査がおじゃんどころか、自分の命さえ危うい。
信頼を得たまま、取り引きをやめさせることができるのか。潜入捜査官、菊川怜二の正念場。
危ない時に助けてくれるのはどんな人か。そして、自分はどう立ち回るべきか。
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小檜山 歩
コンサルタント : 日系総合コンサルティングファーム
渋谷のITベンチャー→日系人事コンサル。会社ではコンサルしながらCSRの活動もしてます。いろいろ無秩序につぶやきます。2017年5月から1年間タイでトレーニーとして働いてました。今は帰ってきて日本で働いてます。
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