自分が過去に残してきた箱を自分で開くか、開いてもらうのか『罪の声』(塩田 武士)

過去に置いてきたことが頭の中でフラッシュバックすることはないだろうか。身近な些細なことであったりなんでこんなことをしてしまったんだろうと思うような思い出は誰にでも多かれ少なかれあるだろう。トラウマとまでは言わないけど、こ...

チームで仕事をしていくうえで必要な4つのリーダーシップ行動の紹介と実践方法『チームが機能するとはどういうことか ― 「学習力」と「実行力」を高める実践アプローチ』(エイミー・C・エドモンドソン)

個人の力でなくチームで仕事をしていく中でどのようにチームが成立していくのかがまとめられている。強力なリーダーシップによってチームを作り上げ機能させるリーダーシップをラージ・エル(L)のリーダーシップと言うのであれば最前線...

アメリカ、イギリス、EU、イスラム、中国、日本の国境にまつわる戦略を解きほぐす『大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす』(佐藤 優)

「歴史×地理」で解きほぐすというタイトルの通り、歴史上、各国がどのような戦略を持って政策を決め、行動をしてきたのかということを解説することで現在起こっていることまで説明していく。歴史がそのまま繰り返すことはないのだが、似...

ライバルと言うか雲の上の存在だけど目指すべき先の人が現れた『ランウェイで笑って(3)』(猪ノ谷言葉)

漫画の王道といえば序盤に登場したライバルをどのように倒すのかということが物語の主軸になることが多いが、デザイナーを目指す育人にも近い世代のとんでもない存在が現れた。 綾野 遠(あやの とお)という巨大なファッションブラン...

ファッションブランドが何でできているのか『ランウェイで笑って(2)』(猪ノ谷言葉)

いきなりファッションショーができるようなブランドで働かせてもらうことができるようになった主人公の育人がブランドのピンチを救うためにできることを考える。そんな時にブランドのトップに問いかけられたのがファッションブランドが何...

2019年の商社の関連会社をさらうことができる『週刊エコノミスト 2019年08月06日号』

商社に関する本を読んでいる中の一つで、「商社の稼ぎ方」のタイトルの通り、資源バブルから「個人」で稼ぐ時代になってきているということが書かれてる。新たな事業モデルを検討している中でどんな領域でどんな改革をしようとしているの...

引退してしまった星輝ありさと葉月の白いベルトの試合の迫力『週刊プロレス 2019年 08/14号 No.2023』

スターダムの白いベルトを星輝ありさ選手と葉月選手の間で争った試合のレポートが目を引いた。”激しい”の最高峰の言葉の通りのレポートで2ページなのだけど、「黄金カードになりそう」という煽りも納得できる雰囲気だった。実際に生で...

本当に少しずつ進んでいく『名探偵コナン(90)』(青山剛昌)

相変わらず終わらないけど、さすがにちゃんとしたオチに向かって進んでいることが少しずつ見えてきている黒ずくめの男にたちに関する物語にも触れられる。結構以外にスパイが入り込みやすい組織だなあと思われるのはFBIや公安のスパイ...