真っ黒だからこそ信じられることもある『クロコーチ 5』(リチャード・ウー)

  中途半端は裏切りであると言わせる状況の中で綱渡りの真相究明へと進んでいく中で「俺の金」というところへ進んでいく。お金に汚いということよりもお金を手に入れるための心も問われている真相へ。 【手に入れたきっかけ...

現実の厳しさが「ドン!」と頻繁にくる魅力『ランウェイで笑って(6)』(猪ノ谷言葉)

  持つものと持たざるものがいるのが現実の難しさであり、それはズルいとか公平にスべきとかあるのかもしれないけど、現実としてあることは変わらない。 才能があるのかもしれない都村育人に突きつけられるのはお金という厳...

悪の誇りがあるのであれば…『クロコーチ 4』(リチャード・ウー)

警察の中で思想を持って作り上げられた組織が崩壊の危機へと向かっていく。そんな中で悪を極めつつも自分の正義を考えている黒河内が発する言葉が重い。 悪を成す奴は自分らの行いが悪と自覚することだ。自分らの悪を正義と信じ込む馬鹿...

三億円事件のお金はどこに来てたのか『クロコーチ 3』(リチャード・ウー)

戦後最大の未解決事件と言っても過言ではない三億円事件のお金はこう動いたのではないかという1つの説が紹介されていく。 題材として面白いからこそ、様々な場所で取り上げられる。警察の中にある大きな組織を暴こうとする県警の闇であ...

県警だけでなく、警察組織全体への挑戦『クロコーチ(2)』(リチャード・ウー)

  ベンチャーの寵児から紐解いていくと警察の中にある大きな組織へとつながっていきそうな雰囲気が出てくる。 警察が暴力団を所持しているという話など陰謀論的な話が多いのだけど、ワクワクさせてくれる。下山事件やグリコ...

正義とはなにかを二人の警察官が突き詰めていく『クロコーチ 1』(リチャード・ウー)

人を殺した犯人を捕まえるには賄賂をもらって生かし続けるとんでもない警官であり、県警の闇とも言われる黒河内 圭太(くろこうち けいた)が主人公であり、そこにやってきたキャリア組である清家 真吾(せいけ しんご)と共に調査を...

寝る前に起きる時間を唱えるのはやってみる。箸を食事中に置くのも。『「寝たりない」がなくなる本―――「効率のいい睡眠」を手に入れる方法』(菅原 洋平)

その中で違うことを思い出して15分ぐらい経っていると思ったらベッドから出た方がいいとか二度寝する時は平日同じ起床時間に起きてカーテンを開けた上で二度寝をするのがいいなど睡眠を研究している著者が十分に満足できる睡眠のコツを...

2019年の商社の関連会社をさらうことができる『週刊エコノミスト 2019年08月06日号』

商社に関する本を読んでいる中の一つで、「商社の稼ぎ方」のタイトルの通り、資源バブルから「個人」で稼ぐ時代になってきているということが書かれてる。新たな事業モデルを検討している中でどんな領域でどんな改革をしようとしているの...