とりあえずの決着。でもね…『探偵の探偵IV』(松岡圭祐)
正義の味方が大きな敵を一網打尽して万々歳! そんな感じでもない。それがよいかなぁ。妹に関する因縁は前作で終わっているけど、まだ根本まではたどり着けていない。ここからどうなるのか。 親との関係性や違法な行為を...
正義の味方が大きな敵を一網打尽して万々歳! そんな感じでもない。それがよいかなぁ。妹に関する因縁は前作で終わっているけど、まだ根本まではたどり着けていない。ここからどうなるのか。 親との関係性や違法な行為を...
死神と呼んでいた妹が殺されるきっかけを作った女との戦いの決着戦が描かれる。 物語の主人公である紗崎 玲奈はストーカーによって妹を殺された。妹を殺されるきっかけになったのがストーカーに妹の情報を提供した探偵。...
過去に少しずつ近づいてるのかな? DV夫、ストーカーの依頼を受けて追われている女性たちの居場所を突き止めるのは探偵の倫理としてだけでなく法律でも禁じられている。そんな探偵によって妹を失った探偵を追い詰める探...
テロ。宗教。悪しき西洋資本主義搾取社会。 万能鑑定士よりもちょっと怖くて、心をえぐってくる物語。SFチックな部分もあって、何だか怖くなりつつも、続編が気になる。 松岡圭祐が万能鑑定士Qよりも前に書いていた物...
読んでると手品をしたくなるミステリーでした。帰りに百貨店で手品グッズを一つぐらい買って帰ろうか。 完全版になる前の『マジシャン』も読みたくなるではないかぁ!! あとがきに、旧作を思い切って短くしとか、途中か...
先に小説を読んだのはあかんかったかもしれない。あんまり楽しめない。 オチも知ってて、小説の方が細かく描かれるからかもしれない。2巻は解決編までのつなぎだからかもしれない。 解決編はマンガの方が盛り上がるんじ...
「三角関係の三角は正三角形ではなく、常に二等辺三角形。」 なんとなく深い気がしなくもない恋愛に関するセリフ。さすが、能登先生。 他の誰もが理解したとしても、伝えたい相手が理解しないことに意味はない。 忘れが...
「なんらかの好ましからざる事実を知り、絶望の淵に立たされたとしても、世界はそれ以前とはなにも変わっておりません。あなたが知らなかったというだけで、そのショッキングな既成事実は存在していたのです。自分の主観に基づき生じた動...
「なぜ」、「どうして」を「何のために」へ。思考を切り替えることで水平思考へ。 今まで、何にも頼ることができなかった。けど、やっと出会えた自分の力。水平思考。その力をもっと出せるように自らを鍛え始める。 壁を...